アメブロのアクセス解析の週間データグラフを見ていたら、
最高と最低のデータラベルをデータから自動で判別して表示するグラフを作って見るか、
ということになり、
暑かったので、使う数値を気象データにするか、
ということになり、
値の上に"最高"とか"最低"とか表示がないと直感的にわからないよねー
ということになり、
そういや夏日と真夏日と猛暑日があるよね、それは背景の色を変えようぜ?
ということになり、
それぞれの背景に夏日と真夏日と猛暑日って文字入れないとわからないよね?
ということになり、
こうなりました。。。
もとのデータが変わると自動で最高値と最低値のポインタが変わり表示されます。
データを更新するとそれにあわせてグラフが変ります。
冬日とかもできるよ。
◆---------- つくり方 ----------◆
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■ 表の設定 ■
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表のうち、黄色で塗られたセルがもともとのデータです。
このグラフをつくる準備として、2種類のダミー列を作ります。
それがC列、D列、E列、F列です。
C列 ・・・ 最高気温のラベル表示に使います
先ず、セルC2(水色)に"最高気温"と入力します。
入力する文字は何でもOKですが、ここに表示された文字がグラフ化した時に表示されます。
※後から変更できます
次、入力する式です。セルC3に以下の数式を入力し、オートフィルでセルC14まで引っ張ります。
=IF(MAX($B$3:$B$14)=B3,B3,NA())
最大値だったらその値を、でなければ#N/Aを表示する式です。
ここで重要なのは、NA() の指定です。
NA()のかわりに空白や0を指定するとグラフ化した時にデータラベルが非表示できず都合が悪いのです。
D列 ・・・ 最低気温のラベル表示に使います
先ず、セルD2(水色)に"最低気温"と入力します。
次、入力する式です。セルD3に以下の数式を入力し、オートフィルでセルD14まで引っ張ります。
=IF(MIN($B$3:$B$14)=B3,B3,NA())
最小値だったらその値を、でなければ#N/Aを表示する式です。
ここで重要なのは、NA() の指定です。
理由は先のものと同じです。
E列 ・・・ グラフの背景をつくります
0を入れると背景色が消え、
1を入れると背景色が付きます。
とりあえず画像の通りに数字を入れておいてください。
F列 ・・・ 背景のラベル(表示文字)の設定をします。
E列に1を入力して、F列に文字を入れると画像のように表示されます。
とりあえず画像の通りに入れておいてください。
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■ グラフをつくる ■
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1.セルA2~B14を選択して、グラフウィザードで折れ線グラフをつくります。
2.セルE3~E11を選択して、コピー(Ctrl+C)します。
3.1で作ったグラフを選択して、貼り付け(Ctrl+v)します。
4.ピンクの折れ線が下の方にできるので、それを右クリックして「データ系列の書式設定」を選択します。
[軸]タブで第2軸を選択してOKします。
5.もう一度ピンクの折れ線を右クリックして「グラフの種類」を選択します。
グラフを"集合横棒"に変更します。
6.横棒を右クリックして「グラフの種類」を選択し、縦棒グラフに変更します。
7.変更した縦棒グラフを再度、横棒グラフに変更します。
この作業で、横棒グラフが折れ線グラフの後ろに行くはずです。
8.横棒をWクリックし、以下の設定に変更します。
[オプション]タブの「棒の間隔」を0にします。
[データラベル]タブで、分類にチェックを入れます。
[パターン]タブで輪郭を"なし"にします。
9.第2数値軸(上にある小数点のX軸)をWクリックし「軸の書式設定」を開いたら
[目盛]タブの
最小値 ・・・ チェックを外し0にします。
最大値 ・・・ チェックを外し1にします。
[パターン]タブの
軸で"なし"を選択します。
目盛りラベルを"なし"にします。
10.グラフの空いている場所で右クリックし、「元のデータ」を選択します。
[系列]タブを開き、「第2項目軸ラベル」にセルF3~F11を指定します。
11.真夏日、などF列に記入した文字がグラフの右側に表示されるので、その文字をWクリックします。
[配置]タブの「ラベルの位置」を"内側上"にします。
12.横棒の一番上(Y軸で40.0~45.0の間)を1回クリックし、もう1回クリック(ここで1つだけ選択される)、さらにWクリックします。
[パターン]タブで色をオレンジにします。
同じ要領でY軸25.0以上の横棒に色をつけていきます。
13.グラフの中央部分(灰色のところ)をWクリックし、輪郭と領域を"なし"にします。
------ ここまでがざくーっとした背景設定です。
------ 続いて自動的に最大値と最小値を判別してラベルをつける設定です。
14.セルC2~D14を選択して、コピー(Ctrl+C)します。
15.グラフを選択して、貼り付け(Ctrl+v)します。
16.図のように1月と8月の折れ線のところにマーカーがでるので、それを上手にWクリックします。
[パターン]タブで線とマーカーを"なし"にします。
[データラベル]タブで系列名と値にチェックを入れ、「区切り文字」で"(改行)"を選択します。
17.表示されたラベル("最高気温38.7"と"最低気温15.4")をWクリックし
[配置]タブのラベルの位置で"上"を選択します。
最後の仕上げ、整えます。
グラフの空いている場所で右クリックし、「グラフオプション」を開き、
[目盛線]タブのY数値軸の目盛線のチェックを外します。
[凡例]タブを開き「凡例を表示する」のチェックを外します。
後はご自由に!