今年に入って早々に炊飯器を捨てて、先日食器乾燥用のトレイを捨てました。人生折り返し、物を買うばかりではなく捨てることも考えていかないと。キッチンのど真ん中にドンッと置いてあった食器乾燥用のトレイですが、最近タオル等で代用できる!みたいな記事を何件か読んで納得、私も邪魔だなとずっと思っていたので即実行。あれば便利だけど無くても困らない物って結構多い気がする。今は物が溢れていて、百均を台頭に何かと便利至上主義で物欲を刺激してくる。私は、若干捻くれ者なので素直に流行には乗らないけど、今頃になって卵の茹で加減が一目で分かるエッグタイマーを行く先々の百均で探しているw 一個捨てたら一個買う、それくらいのペースで生きるのが丁度いいと思う今日この頃です。

 

 では、本日の雑談へ。今日は多いので各項目手短に...できたらいいなぁ。

 

実は令和に通用しない昭和の考え10選

 

 1,「辛い仕事も我慢して続けるべき」

 2,「飲みに行けば団結力が強まる」

 3,「途中であきらめることは恥」

 4,「全員と仲良くするべき」

 5,「上司や先輩の言うことは絶対」

 6,「家事や育児は女性がするもの」

 7,「プライベートより仕事が優先」

 8,「お金を多く稼げば幸せになれる」

 9,「仕事は聞かずに見て覚えろ」

 10,「お金は銀行に預けろ」

 

 1,「辛い仕事も我慢して続けるべき」

 私は結局3回転職したかな。辛いから辞めたというより、人間関係で限界を感じたから辞めたと言った方が近い。何で仕事の半分が同僚との関係性作りに労力を割かなきゃいけないのか⁉世の中、合わない人って確実にいるよね。私が苦手なのは、平気で手抜きして、公私混同する極めて自己中心的な価値観の持ち主。私もプライベートは超絶自己中人間だけど、仕事に関しては優先順位を変えるのが当然だと思っている...そういうところも昭和臭漂う固執した考えなのかなw 働き方改革だの、多様性だの、パワハラだの、都合良く逃げるけど、結局面倒な仕事をしたくないだけなんじゃないのか。自分が面倒だと思う仕事は大概誰にとっても面倒な仕事なわけだから、そりゃ自分がやんなきゃでしょ。面倒を避けて生きていける程、世の中甘くな~い。根性論って言葉も令和ではネガティブイメージしかないんだろうけど、結局は考え方次第だよね。自分のスキルアップの為にどんな仕事もとりあえず頑張ってみる。成長ってそう言うものだけど、かつて「現状維持は後退なり」って言われた格言も、令和では「現状維持は安心なり」くらいのぬるま湯人生が好まれてるのだろうか。私世代の子や孫の時代は豊かなのかどうか...結局は自分で人生の荒波を乗り越えて行かなきゃだからね。気付いたら昭和の根性論が見え隠れしてしまって、やっぱりダメだw

 

 2,「飲みに行けば団結力が強まる」

 私が社会人になった20年前は、月イチの飲み会が恒例で強制参加だった。一次会が居酒屋、二次会がスナック。スナックではカラオケを強要されて、歌が下手だったら他の客等お構いなしに上司からダメ出しされる。そして、飲み代も払わなきゃいけない。如何に自分の本心を押し殺して、上司にゴマすりできるかが出世の分かれ道だった。私はそんな飲み会が大嫌いだったから、一次会の後に気分が悪い振りをしてフェードアウトしたり、若干無茶な企画を放り込んで「コイツに仕事は任せられない」って思わせて窓際社員になりましたw 業種、職場によってはまだそれに近い風習が続いているのかな。友人と飲むお酒は美味しいけど、上司と飲む酒程不味いものはない。今の職場も突然社長から食事を誘われるけど、ちゃんとリクエストに応えてくれて、先日も回らないお寿司屋さんに連れて行ってもらった。事業拡大に向けた今後の方向性、私に期待されていること等、社長の考えを直接聞かせてくれて、仕事における不安や愚痴まで聞いてくれる。当然奢りだし、何の不満もない。団結力というなら職場仲間でリレーマラソンに出るとか健康的で良さそう。それなら喜んで参加したいけど、私にとって走ることは遊びじゃないから、顔では笑っていても内心鬼軍曹だろうなw

 

 3,「途中であきらめることは恥」

 仕事にしろ、趣味にしろ、「それが好きかどうか⁉」「自分に合っているかどうか⁉」という視点は大切にしている。私は仕事は好きだけど、面倒な同僚ばかりで職場を転々としてきたから、働く業種自体は20年近く変わってない。後は、目的だよね。何の為にそれを続けるのか⁉仕事ならば生活の為であったり、家庭を守る為になる。とは言え、我慢できる限界ってあるからね。前の職場の直属の上司は、うつ症状を発症して自主的に降格と異動を希望して退いたんだけど、私がそのポストに就いたら1年後には私もほぼ同じ道を辿っていた。真面目に仕事をやっていれば、当然期待されて昇格するわけだけど、それが=(イコール)人の上に立つ器として認められた訳ではない。私は真面目、部下は不真面目という構図であれば、その捻じれに上手く対応できなくなるわけで。後、プライドの話なんだけど...不真面目な人ほどプライド(自尊心)が低くて、それを意地(虚栄心)で埋めようとする。自分で自分のことを見てどう思うか⁉って視点が抜け落ちているから、とんでもない反抗心で意地を張って来る。そりゃ相手する方は匙を投げたくなるよ。自分の心を病んでまで、そういう人の相手をするのはバカげている。そして、決まってそういうトラブルメーカーは寄生職員であることが多くて、中々辞めないからお手上げとなるw

 

 4,「全員と仲良くするべき」

 私は人の目を凄く気にするタイプだったから、誰かと居る時はいつも神経擦り減らしていたと思う。今は我が道を行く感じで、良い意味で自己中心的になったけど、やっぱり今でも人目って気になるよね。割と最近の話だけど...ランニング用のSNSとして、X(エックス)を長年続けていて、意図的に嫌がらせしたつもりはないのにブロックされていた。以前は積極的にフォローはしていなかったけど、最近時間がある時はランニング関連のポスト(ツイート)に目を通していいね‼を押しまくっている。少しずつフォローされるようになったんだけど、一応、直近数日間のポストを確認して定期的に走っているフォロワーさんに限ってフォローバックしている。その流れでフォローバックした人から、いきなりDMが届いたので、もう一度ポストを確認したら、実は走っている人のリポストをしまくっている人だったw それでDMに返事もせずにフォローを解除したら、最近ブロックされたという。う、うん、何で⁉その他は...コロナ禍になる前はX繋がりでランナーの集いとして飲み会等にも参加していたけど、実際会った印象か、私の変わり者さに呆れたのか、同様に突然ブロックされていたり。万人受けする芸人に成りたいわけじゃないから、全然OK、去るモノは追わないし、こっちもブロックしちゃうタイプですw 人目を気にして猫被っちゃうのもいい加減疲れてしまう。これが私です‼って素の自分を曝け出して、避けられていると感じたら仲良くする必要はないじゃないかと今は思う。

 

 5,「上司や先輩の言うことは絶対」

 これは、昭和と令和の違いの象徴だよね。〇〇ハラスメントという言葉の後押しもあって、弱い立場の職員は救われていると思うけど、平等であって立場が同等になったわけではない。上司や先輩を敬うのは令和でも必要でしょ。そして、上司や先輩があんなことを言っていたけど、無視していいよね⁉的な暴走も危ういと思う。要は「”おかしな”上司や先輩の言うことは聞く必要はない」というのが正確であって、入社して自分の匙加減で立ち振る舞うのは賢い社会人ではない。私も凄く勘違いしている職員を見てきたから、そんなの常識でしょ‼と痛烈批判するだけでは通用しなくなっている。面倒臭いって口癖連発だよ。とりあえず上司・先輩の話を聞いた上で、信頼できる友人等に相談して何が社会の常識なのか学んでいくのが良いんじゃないでしょうか。社会人になりたての頃、私は相談できる人が居なかったので、時に右往左往、時に傍若無人に生きて大分苦労してきたのでw

 

 6,「家事や育児は女性がするもの」

 男女参画社会はまだ道半ばだと思いますが、以前に比べれば女性の立場は大分見直されていると感じます。一方で、デート代は全額男性が払う、家事は女性が行うみたいな古臭い考え方は根強く残っているでしょう。私は払いたいと思えば全額払うし、主夫や家事分担は賛成派です。但し、たまには奢りの外食もしてみたいし、調理したら使った食器は洗って欲しいとかは内心思ってるかな。結局は思いやりがあるかどうかであって、そこでズレが生じたから結婚生活にも見事に失敗しましたw 落ち着いた頃に今の職場(仕事)を選んだ理由等をブログに書いてみたいです。

 

 7,「プライベートより仕事が優先」

 私の30代は特に仕事人間だった時期で、プライベートより仕事の方が圧倒的に楽しかった。正に生き甲斐に感じていたから、うつ病の母親(令和3年に他界)やトラブルメーカーの部下に足を引っ張られている感覚だった。そういう熱量というのは強いエネルギーになる一方で、周囲との温度差を生じさせてしまう。母親の面会はいつ行ってもどんよりした雰囲気で行くのは苦痛だったけど、もう少し親孝行できなかったものかと後悔した。部下の言動を気にし過ぎて、自分から振り回されに行っていた気がする。時間を経て、冷静に考えれば分かるんだけどね。適温というのは難しいけど、プライベートと仕事のバランスというのは大事だと今は思う。身体の健康だけじゃなく、精神的にも健やかであることが幸福への第一歩かもしれない。

 

 8,「お金を多く稼げば幸せになれる」

 過去の給料の中でも今が一番安いと思うけど、その分、残業・夜勤なし、空き時間は自宅待機で割と自由、投資は難しいけど一応プラスで副収入がある。全然稼いでいない私が言うと完全負け惜しみになるけど、お金自体が人生を豊かにするわけではないと思っている。お金は天下の何とやら...お金を稼ぐことを目的にしてはいけない、どう使うかだよね。とは言え、節約家だからコレが欲しい!!ってときめかない限り中々お金は使わないんだけどw 今のマイペースな生活レベルを維持しつつ、老後などの為に少しずつでも貯金できていれば良いかなと思っている。数年前、学生時代の親友をフェイスブックで偶然見付けて連絡を取ったことがある。20年ぶりくらいに会って、そこまで見た目は変わってなかったんだけど、考え方は大分歪んでしまったなと感じた。「働くなら年齢と同じ額を稼がないといけない‼」とか「ジジババなんて生きてる意味がないから早く〇んだ方がいい‼」とか平気で言ってて、私はドン引き。稼ぐ気があるなら(ブラック企業を)紹介してやる‼みたいな誘いを受けたけど、私は完全スルー。それ以降は一切連絡を取っていない。付き合いは学生時代の数年間かなぁ、人の気持ちが分かる良い奴で結構その存在に救われたんだけど、悲しいかな人は良くも悪くも変わるものだね。

 

 9,「仕事は聞かずに見て覚えろ」

 私が最初に就職したのは運送会社の経理事務だった。当時はまだMT車も多くて、男性がAT限定で免許を取ることは恥ずかしいと思われていた。当然私はMTの免許を取り、1台目からミッドシップのスポーツカーを買うと言う...まぁ、そこはスルーしよう。仕事には銀行回りというものがあって、パワステやカーナビのない軽自動車で市内(天神~博多周辺)を運転しなければならなかった。助手席には無口で強面な上司を乗せてw エンストでもしようものなら...想像できるよね。助手席でムスッとしてるオッサンが道案内してくれる訳では無いので、休日は市内をドライブして道を覚えていました。仕事も道も聞かずに覚えるのが当たり前の時代!?懐かしいね。

 

 10,「お金は銀行に預けろ」

 最近は学校の授業で投資を教えることもあるんでしょ⁉正直羨ましいなと思う。私が投資を始めたのは3年前だし、できることなら20代で始めておきたかった。でも、20代の頃なんて今以上に節約思考強めで慎重派だったから、投資でお金を増やそう‼なんて発想はなかっただろう。私は読書が苦手だけど、投資を始めるにあたって結構読み漁りました。凄く参考になったのが「お金にも働かせる」という名言。お金は財布や銀行に大事に保管するという考えが一般的だろうけど、投資=資産運用だから、眠らせてないで働いてもらおうということ。それからは考え方が180度変わった気がする。テレビでお笑い番組を観なくなった代わりに株式ニュースに目を通したり、株価を追い掛けるようになった。でも、一日中株価と睨めっこするのは精神的にもしんどい。お金が減っていくと相当凹むからね。今の株式市場は荒れ模様だから、地合いを見ながら気長に中長期保有できる銘柄への投資に抑えている。私が高齢者と言われる年齢に達する頃に満足する年金が支給されるとは思えない。新NISA開始は、老後のお金は賢く自分で増やしましょう‼という政府からのメッセージだと思った方がいい。あの世にお金は持っていけないし、私は相続させる身内がいるわけでもないから、今のまま慎ましく、時に少しだけ贅沢して生きて行ければ良いんじゃないかなと思っている。

 

 

 手短にしたつもりが、いつも以上の5千文字オーバーw でも、今日も頭の中が整理できて良かったです。最後まで読んでくれて、ありがとうございました。