年越しの深夜ドラマで「とんび」が放送されていたので全話録画しおいた。もう11年も前のドラマだね。ストーリーを覚えているから一度全話観てると思うんだけど…何となく。内野聖陽さんは、ドラマ「JIN-仁-」等で活躍されていて好きな俳優だった。基本暑苦しい役柄が良いw そして、映画「るろうに剣心」の実写版で剣心役がドはまりだった佐藤健さん、とんびでは真逆の役柄だけどね。家族の絆をテーマにしたドラマだけど、実社会で私は両親や姉と特別仲が良かった訳ではなく、絆と言えるものを感じたことはないし、やっぱりフィクションの域だよな…という印象でドラマを何度も見返すことはなかった。記憶を辿るように、年を越しして3話くらいまで観てたんだけど、母親が他界して不器用に息子を育てる姿がじんわり来た。放送された11年前は私の両親や姉も存命してたけど、みんな他界した今は気持ちが重たくなって、それ以上は観れなくなった。おそらく、こんな世の中だから「家族の絆」をテーマにしたドラマがリクエストされたんだと思うけど、生きてる内に孝行はやった方がいいよ‼私はしぶとく生きてるけど、誰しも人生を全うできる、全うしたいと思って生きてはいないからね。

 

 少ししんみりしたところで、今回は私にぴったりのテーマです。

 

【ぼっちさん必見】実は一人でいる方が楽な人の特徴5選

 

 1,3人以上でいると疲れる

 2,人の気分に敏感

 3,心を開くのが苦手

 4,人付き合いより自分時間の方が大事

 5,一人でなんでもできちゃう

 

 「1,3人以上でいると疲れる」

 あぁ、疲れと言うなら誰かと居れば基本疲れるw 幼少の頃からだけど、凄く人の目を気にするタイプだった。想像力を働かせて相手に合わせようとするのが癖になっていて、心身疲れちゃう。でも、孤独も耐え難いから頑張って合わせようとするんだけどね。初めて独り暮らしを始めたのは19歳だったかな。母親の執拗な干渉が鬱陶しくて高卒で独り暮らしを始めた。でも、市内に友達は居なかったし、学校で無理して友達を作ろうと頑張っていたけど、不器用なとこって直ぐに見抜かれるでしょ。やっぱり人数合わせ程度でしか友達としてカウントされない存在だったから、反動で人間不信になったりで。分かっちゃいたけど、それは友達とは言わない。そんな学生時代に同級生が「正直者が馬鹿を見る時代だ」って言い放ったのを今でも覚えている。私はどちらかというと人を蹴落としたり、騙したりするより、自分自身が尊敬できるような馬鹿正直な人間でありたいと今でも思っているから、当時まだ二十歳だったけど私には生きにくい世の中だな‼と悟った。

 

 社会人になって幾つか趣味を始めたけど、どれも長くて5年くらい。30歳手前で始めたマラソンが未だに続いているのは、独りでも楽しめるからというのはあると思う。一時期、市内のランニングチームに所属していたけど、走るという手段は一緒でも目的は結構バラバラだったりする。走り終わってお酒を飲むことだったり、若い女の子と話すことだったり…。別のブログを読んでもらえれば分かるけど、私は走ることに関しては手抜きできないタイプなので、やっぱり温度差を感じて1年も経たずに退団。その他、恋愛や結婚生活も一応経験はしてきたけど、やっぱりダメw おそらく、人前では気を遣う性格だから良い人に思われがちだけど、素の自分を見られた時に余計我がままで自己中心的に見えちゃうのかも。その頃から「あぁ面倒くさい」、が口癖になったような。

 

 「2,人の気分に敏感」

 幼少期から友達を作るのは下手だったし、家族内が不仲だったこともあって、気持ちの拠りどころがなくて孤独への恐怖心は強かったと思う。「あぁコイツは何でも言うことを聞くし、騙しやすい‼」と思われて、もう奴隷だよね‼よく人に騙されたわ。社会人に成りたての頃かな、凄く嫌がらせしてくる先輩がいて、本当に毎日憂鬱でさ。会社の寮は屋上に昇れたんだけど、空を見上げながら「独りでも生きていけるように強くならなきゃ‼」と思ったのが懐かしい。ま、その後も全然苦労してきたけど、結局行きつくところはそこだったと今は思う。今でも人前では気を遣う方だけど、面倒臭そうな香りがしたら直ぐに距離を取る。人との繋がりは確かに大切だけど、世の中、真顔で他人に噓をついて自分の非を認めることができないク〇人間は確かにいる。その辺り、しっかり見極めなきゃ、本当に正直者が馬鹿を見ちゃうからね。

 

 正直者が馬鹿を見るという現実を否定はできないけど、それでも私らしくある為に正直に生きれる環境、正直な自分を見てくれる人を見付け出せばいいと思う。他人の気分に敏感というより、想像はするよね。この人は何考えてるんだろう⁉って。でもそこまで...それ以上は踏み込まないようになった。人に優しくしたいという想いは、自分に優しくしてほしいという現れ。でも、悪く言えば恩着せがましいわけだから、私は本当に優しい人ではないって気付いてしまった。他人の感情に敏感ではあるけど、そんな半端な優しさを必要としている人は多くはないと思う。必要以上に他人の感情に踏み込まないというのが、ここ数年で大きく成長したことかな。優しさや思い遣りは、ここぞって時、お返しなんて期待しなくていいと思った人にだけ使えば良い。安売りはしない。

 

 「3,心を開くのが苦手」

 10代後半からブログをやっていたから、フィクションではない有りのままの感情を文章にするのは嫌いではない。正直者でいるのが一番気楽。ずっと無理してきたんだと思う。人の顔色を伺って、ご機嫌を取る為に自分の感情を歪めたり。でも、ブログを書いていても、私はこんなに哀れな人なんです‼って悲劇を演じたいわけではない。「助けてほしい」って思ったことは何度もあるけど、人に期待する気持ちは自分に対する裏切り行為に近い。自分を信じていれば、真っ先に他人の手助けありきで生きようとはしない。いつだって助けてくれる人はいる、くらいの距離感がベストかな。自分のブログを読んで、こんな根暗な人とは付き合えないと離れていく人も居ると思うけど、それはそれでいいんじゃないかな。私も手っ取り早いしw 何でも話せる存在というのは本当に数人だけど、居なくはない。大切な存在だよね。ブログを書いたら、リアルな友人に教えることもある。多分、私の本心を知られたところで、縁を切るような人ではないって分かっているから。

 

 ブログを書いて、いいね‼が一つでも付いていたら、こんな私にも目を向けてくれる人が居るんだなとホッとする。書いても全然読み手がいなくて評価されないと少し凹むけど、ブログは自分の気持ちを整理する場所だと考えている。自分のことは自分が一番分かっているようで、言葉にしてみないと気付かない、気持ちを切り替えれないということはある。半分くらいは自分の為、もう半分は私みたいに何となく生き辛さを感じている人の助けになれたらいいなという思いだろうか。別の雑談ネタで実写版「幽遊白書」公開に合わせて漫画内での名場面を語るというものを考えていたんだけど、蔵馬が魔界の黄泉に会いに行って鯱を返り討ちにした時に「切り札は先に見せるな。見せるならさらに奥の手を持て!!」と言ったのが名場面の一つかな。マニアックネタでごめんなさい。そうそう、正直者であっても良いんだけど、他人に悪用されるような単純バカだと利用されるだけの存在で終わってしまう。それでもニコニコ生きていける強メンタルな人はいいけど、私を含め、人って結構繊細だからね。だから、他人との間に予防線を引くことも必要だと思う。

 

 「4,人付き合いより自分時間の方が大事」

 以前は公私共に他人を優先させることが多かったけど、今は良くも悪くも自己中心的に生きている。気を遣い過ぎる私にはそれくらいがちょうど良いような気がする。社会でストレスを抱え、家庭でもストレスを...って人は多いと思うけど、人と関わることが全て悪ではないだろうから、刺激がある毎日として楽しめていたら良いよね。もう、独り身だとイベント事なんて関係ないから、Xmas、年越し、今度はバレンタインなんてシラ~っと普通の一日が過ぎるだけだから。楽しくはないよw 人混みが嫌いという理由の一つは、幸せそうなカップルや家族連れが目に入ってしまうから。私の住む世界ではないな‼って視界に入れないように必死になるw

 

 そんな私も、全く人との関わりを絶っているわけではない。仲の良い幼馴染や元同僚と食事したり飲みに行ったり、LINEで連絡取ったり。今の仕事は過去イチ給料が安いけど、自宅待機or車移動の時間が長くて、あまり人と直接関わらなくていいから極めて対人のストレスは少ない。生活できるだけ稼げれば十分だし、穏やかに過ごせて何よりだと思っている。何かを得るためには何かを犠牲にしなきゃいけないものだからね。この歳になって、あんまり欲張らない方が自分らしく生きられるということに気付いてしまった。

 

 「5,一人でなんでもできちゃう」

  独り焼肉くらいならできるけど、独りカラオケは楽しそうだな!くらいで止まっている。1日誰とも話さないことがあるけど、前みたいに孤独に襲われて気分が落ちることは減った気がする。それが成長なのか、順応なのかは分からないけど、人と話したいと思えるくらいまでメンタルは回復してきたかな。独りで生きることに自信を持っていいのかどうかは分からない。絶対誰かの助けは借りてるし、人に迷惑を掛けずに生きることは不可能だと思うから。不器用でも関わる人を選別していけば良いんじゃないかな。

 

 昨今、独りが平気な人って増えてるんじゃないかな!?程度は違えどストレス社会から開放されたい、人間関係に疲れたって人が自分の生活スタイルを模索する。組織に属するにも内部の人間関係まで保証されているわけではないから、合わなきゃ辞める!!という選択肢が間違いだとは思わない。私は正にそのパターンだし。自分を活かしつつ、社会や何かにとってプラスになる存在になれれば良い。そういう環境を求めて右往左往することは回り道だとは思わないし、人生そう言うものだからね。今が一番幸せ!!とは言い難いけど、今の自分や生活環境にそこまで不満はない。

 

 読み返せば各項目が前後した文章になっていたりするけど、そこはご愛嬌ということで。多分、これからも基本は独りなんだろうけど、あまり力まずに過ごしていければいいんじゃないかな。今欲しい!!と強く思うモノが必ずしも自分に必要なものか、直ぐには分からない。人って欲望のまま生きて上手くいくとは限らないからね。「そういう運命だったと飲み込んで」というタイトルに繋がる、今後どうするのか⁉についてなんだけど、私を雇ってくれた社長(元同僚)の為に仕事を真面目に頑張りたいし、結果的に誰かの役に立てることができれば良いと思う。徐々にプライベートの時間も楽しみたいけど、今のままならどう頑張っても一人分の楽しみ方しかできないから、趣味等を一緒に楽しめる友人を作る、大切にするという時間の使い方が理想ではある。最後まで読んでくれて、ありがとうございます。