目が覚めてふと、ここはなん号室だろうと思って看護師に聞いたら714号室だと言った。あれ?婦人科は五階じゃなかったかな?と思った。

今回は高熱もでなくて早々と点滴もなくなったのでまた相棒を借りることに


しかもストマ造設したことで病院の配慮で個室へ入れてくれた。ブーブー音がなるし臭いも少なからずあるので助かりました。
車イスで動けるようになり、ここはがん総合病棟だと言うことを知った。
もしかしたら切り取った腸に癌があったのかとビクビクしましたが、癌はなかった。よかった。
個室で2週間ほど過ごし、重症の方がいて個室が必要と言うことで私は4人部屋に移動した。同部屋の人はみんな優しくて意気投合。みんな病気は違うけど辛いキモチは一緒。同じ頃卵巣がんの手術をしたYさんの病理の結果…ステージ4に近い3だとわかった。ご本人は覚悟していたらしく入院前に断捨離をしてきたとのこと。でも私には彼女の回りがオレンジ色に見えて確信はないけど大丈夫だと思った。なんとか完治は難しくても共存できるよう願っています。床ずれが出来て2~3時間しか眠れない私のためにクッションをくれたりとてもお世話になりました。他にも仲良くなった方がいてみんなで元気になったらアップルパイを食べに行こうと約束しました。どうかその約束が叶いますようにお願い

私たちの部屋から、ドクターヘリがよく見えました。毎日お疲れ様です。青森市→八戸市を15分で移動できるそうです。毎日たくさんの命を乗せているのと思うと頭が下がります。

私は体の中に管や何かを入れると必ず後遺症が出るようで…、右の腹からドレーンが出てたのですが骨盤付近の激痛(1分ほど続く)とか右足がつるという症状に悩まされています。一応筋肉を柔らかくする薬がでてますがこれが眠くて眠くてトイレへ行けないのです。彼さんがお姫様だっこでトイレへ連れていってくれました。退院して環境も代わり少しは和らいでくれたらいいな。

神様は今回も私を殺してはくれなかった…だんだん不自由な体になり、それでも生きていかなければならないのは何か意味があるのか30年経ってもわかりません。でも確実に死は近づいて来ている気がする。私は枯れて枯れて苦しんで死ぬタイプなんだと思う。神様お手やらかにお願いします。