あれ一番最初と最後にナレーションついてたじゃん?画家のおじさんの。
だから一応あのおじさんが語り部のストーリーですよっていう構造なんだけど。
でまあ研究所の中のシーンとか、おじさんが実際見てない場面もたくさんあるんだけど、
そこは主人公の女の人から聞いてたっていうので補完できる。
だけど最後海に飛び込んだあとのことだけは、絶対にあのおじさんには語れないことなんだよね。
だから、あのおじさんのナレーションがあることで、最後のエラが開いて水の中で幸せに暮らすロマンチックな風景だけは、そこだけは客観的事実じゃない、本当はどうなったかわからないっていうことを構造的に示してるんじゃないかなあと思った、終わり。