お友達同士、カップル、ご夫婦、当店はどんな方にも楽しんで頂けるお店


お店の特徴ですか!?
それはお客様が自分自身を語ってくださるということ


今夜もまた素晴らしいお客様がいらしたようです


(バタン←ドア音♪)
(チリリリ~ン←ベル音♪)


「いらっしゃいませ!」


『こんばんはっ!
城咲仁です
宜しくお願い致します。』


今夜も素敵なお話が聞けそうです




「寒い日が続いております。
今週はこの方の心遣いで暖まりましょう。
タレントの城咲仁さんをお迎えしました。
こんばんは!」


『どうも、こんばんはっ!
今日はよろしくお願いしま~す』


「まずは乾杯といきたいと思います」


『はいっ』


「香り華やか、綺麗な旨さ、そば焼酎 雲海 で乾杯です。
乾杯っ☆」


『乾杯っ☆』


「ありがとうございます。」


『ありがとうございまーす』


「さて、城咲仁さんっ」


『はいっ』


「お子さんの時はどんな少年だったんですか?」


『これがですね~なんか…泣き虫でしたねぇ(苦笑)』


「う~ん…
なんで泣き虫だったんですか?」


『なんか…いやぁもぅ弱かったんですよね
常にビクビクしてる男の子で』


「う~ん…」


『で、なんか女の子に朝、おはよう!って軽く肩叩かれただけで泣くような…』


「あははは(笑)何なんですか、それ」


『だから、僕の子供ん時の写真とかビデオ見るとほぉとんど泣いてるんですよ
あれ、何なんですかねぇ?』


「あ~…ねー何なんでしょうねぇ?
で、子供の頃にそんな泣き虫の少年がなりたかったモノは何だったんですか?」


『なんかねー…へへっv(←思い出し笑い?)
クレープ屋さん?!』


「クレープ屋さん!?
カ~ァワイイですねぇ~女の子みたいですねー」


『その時にですねぇー…あのね、地元にめぇちゃくちゃおいしくて…今も僕、たまに地元に帰ると食べに行くんですけど
もう何十年ですか?30年以上続いてるクレープ屋さんがあって』


「うーん」


『そこがめちゃくちゃおいしくて
僕もぅ絶対クレープ屋になろうと思ってたのが子供の時ですね』


「毎日食べれるし?」


『そう。』


「ねぇ。それがその城咲仁さんは、あの~…ホストにおなりになりました」


『何なんでしょう?これ』


「ね。あの、ホストになった理由…キッカケって何だったんですか?」


『あの~…高校3年間!』


「うん」


『イタ飯屋で調理場で働かしてもらいまして』


「うん」


『で、その後、あ~なんかやっぱ料理楽しいなぁって
じゃあ今度お酒作れるようになりたいなぁと思って』


「うん」


『まぁ、トムクルーズのあのー…映画"カクテル"なんかも観たりしてて』

「うんうんうんうん」


『それで、バーテンダーになって』


「うん」


『じゃあ、お食事作れて今度、お酒作れるから
じゃあ今度、人をこう…もてなすというか接客を勉強しようと思ってホストいったんですよね』


「うーん」


『で、ホストでこう頑張ったら将来ホストになるんではなくこう…レストランバーを経営したくて』


「うーん
ふんふんふん
あのー…一番そのー…ホスト時代につらかったことって何ですか?」


『失恋した時!』


「失恋?!」


『失恋するとねぇー自分が好きな子にも こぉー…向いてもらえないのに』

「うん」


『何だろ?女の子が来ても接客できないというか』


「失恋してるそのお客様に恋をしたとかじゃなくて?」


『違います違います
全然普通に
プライベートで失恋しちゃって』


「それはなんでですか、やっぱりホストになったからっていうことで?」


『いゃ、な…その女の子自体がなんか…いゃ、信用できないって言われて(苦笑)』


「あっはっはは(笑)」


『僕が本当に真剣に!好きだっていうことを伝えてても、口巧いなって言われて
いゃ、ちょっと待ってくれよ!って』


「あー…」


『でもね、ずっと一緒にいたんですけど
なんかね、それでもそろそろ限界感じない?なんか好きなんだけど、不安で私はしょうがないからって言われて』


「なるほど
素敵だしね、城咲さんはぁ」


『いやぁー…もぅ』


「やっぱりホントは独り占めしたいんだけど、絶対!この人 浮気するわってやっぱ女性はそうなんですよー」


『ねー…』


「うーん
それでそれが一番つらかった?」


『なんかそういうー…こぅ自分の気分が盛り上がらない時に』


「なるほどー」


『すっごいテンションで人を楽しませるっていうのは、これは大変ですよねぇ』


「うーん
やっぱり表に出てその、仕事を一生懸命できるっていうのは家族の支えとか何かの支えがやっぱりきっちり必要だってことがそういうとこで分かるでしょ?」


『分かりますよね』


「そうなんですね
ィイ勉強をなさいましたねぇ、そういった意味ではホスト時代に」


『(笑)ありがとうございます』


「で、反対に楽しかったことは何ですか?」


『楽しかったことはやっぱりそのぉー…本音が聞ける!』


「んー
お客様の?」


『そう
男性・女性両方来るんですけど、やっぱりお酒の調子でちょいこぅバッっと喋っちゃうこととかもあるじゃないですか』


「ちょっとねー
普段言えないことをお酒の力を借りて言いますもんねー」


『そう
それを20代そこそこの僕にそのー…すごく成功してる経営者の方が色んなことを熱く喋ってくれたのは全部、財産かなぁーというか』


「あーなるほど」


『あれは財産だったかなぁー』


「さてっ、今日の歌なんですけど」


『今日はですね
えーと…" クラウディア "という曲を
氷室京介さんなんですけど』


「これは何か思い出が?」

『僕、あのー…年とったらどういう男になりたいかというと所ジョージさんと高田純次さんと氷室京介さんを合わせたような人っていう…』


「全然分かんない」


『なぜかっていうと、女子高生の理想のお父さん1位が所ジョージさんらしい』


「あーそうですよね」


『で、多趣味じゃないですか
あーゆー感じになりたいのと、高田純次さんみたいにこぅ嫌みじゃなく年をとってもさりげない下ネタが言えたりするようなチャーミングな方になりたい』


「あー素敵ですしねーご自身も」


『そこにこぅちょっとしたニヒルな氷室京介さんみたいなのが欲しいなぁと』


「あー」


『と思って、クラウディアというこの曲を』


「えー、近いじゃないですか」


『いゃいゃいゃ…』


「かけますよ、分かりました」





(曲流れる♪)




「氷室京介さんで" クラウディア "お聴き頂きました
今週はタレントの城咲仁さんをお迎えしています。
明日もどうぞ宜しくお願いします」


『よろしくお願いします』