国の名勝、平安神宮(京都市左京区)の神苑が4日無料公開され、観光客や市民らは咲き始めたハナショウブの鑑賞を楽しんだ。

 神苑は約3万3千平方メートルの池泉回遊式で、明治時代を代表する日本庭園。白虎(びゃっこ)池のある西神苑には約2千株の紫や白のハナショウブが3分咲きとなり、朝早くから大勢の人たちが美しく彩られた庭園を散策した。京都市伏見区の主婦、植田和子さん(61)は「心が安らぎます。特に紫の花は高貴な色で平安神宮にふさわしいですね」と話していた。

 平安神宮によると、今月中旬までが見ごろ。5日以降は有料。神苑は毎年6、9月に各1日無料公開される。

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