小説っぽいもの#16 | 尤思の曖昧模糊なBlog

小説っぽいもの#16

注意以下の文面は全てフィクションです。



井元さんが夛田さんを連れて行った後、マトモな挨拶すら出来なかった自分に苛立ち…

食った。
そして、飲んだ。
(吐いた)



夜も更け始め、チラホラと帰る人も出て来た頃…

教室の片隅、一人で壁に寄りかかっている夛田さんを発見した。

仕切り直しチャーンス!!

しかし、何て声を掛けよう?



すると夛田さんの方も俺に気付いたらしく、優しく微笑んでくれた。

やべぇ‥可愛い。
(↑しつこい?)

俺も微笑みを返しながら、意を決して夛田さんに話しかけた。

「あれ、ひとり?井元さんは?」
「隣の教室。優美子ちゃん、人気物だから。」

井元さんをダシに使った事を一瞬後悔したが、夛田さんは特に気にしてない様子だったので安心した。

緊張しながらも今度は、さっき出来なかった挨拶をきちんと交した。

お互いの趣味や出身地、好きな事など、色々と話した。

「趣味が合うねー。俺と付き合ってくれない?」
…アルコールと場の雰囲気で、俺はとんでもない事を口走ってしまった!

と、思ったのだが…
意外にも
「いいですよ。」
と、OKの返事をいただけた。



こうして俺は、夛田さんと付き合うことになった。