小説っぽいもの#13
以下の文面は全てフィクションです。授業初日が終わった。
初日だけあって、ひたすら線を書くだけだった。
縦線、横線、直線、曲線と…
まぁ、初日だしね…。
帰り支度をしていると、一人の女の子が話しかけてきた。
なんか‥俺の自己紹介が面白かったらしい。
言葉を返そうとしたが…よく考えたら、ほぼ全員の名前を聞いていないじゃないか

俺は、失礼を承知で名前を尋ねた。
彼女は『井元優美子』と名乗った。
彼女も天座市の出身なんだと。
朝山も加わり、3人で地元の話で盛り上がった。
その夜。
バイト先で俊徳さんに、その話をすると‥
「女の子と話ができて嬉しいんとちゃうか?」
と訊かれた…。
確かに。
女性とマトモに話をするのは、ずいぶんと久しぶりだったりする。
そして、
「気になる女の子は居たか?」
とも訊かれた。
相変わらずズバズバ訊いてくるなぁ…。
て言うか、俺も素直に“夛田さやか”の事を話したりなんかして。