小説っぽいもの#10 | 尤思の曖昧模糊なBlog

小説っぽいもの#10

注意以下の文面は全てフィクションです。



知り合いがいるって云うのは心強いけど…
元後輩が同級生ってのは、ちょっと複雑だよなぁ。

担任の先生が
「適当に席に着いて」
と言ったので、とりあえず朝山と隣同士に座った。

初日なので、担任と副担任の自己紹介。
それから時間割や、授業の内容、必用な教材などの説明が簡単に行われただけで終了だった。



朝山も電車通学なので、一緒に帰る事にした。

帰り道、朝山に
「先輩がアニメに興味があったなんて意外ですよ。」
と言われた…

俺自身も“今の状況”が意外すぎると感じている。

ほんの数ヶ月前なら、絶対にあり得ない状況だからね。

「いやまぁ、あんまり他人に言うことでもないから…」
と、お茶を濁す返答をしておいた。

別に、本当の事を隠さなくても良いんだけど、話すと長く成りそうな気がするから。

その後は、好きなアニメ作品やアニメーターの話で盛り上がった。



…そうこうしてるウチに、朝山の事を少し思い出してきた。

(中学時代の)部活の後
忘れ物を届けに、朝山の家まで行った事がある。

確か‥
家具屋の息子だ!

何だかスッキリした。