小説っぽいもの#05
以下の文面は全てフィクションです。早くも3月。
生まれ育った天座市(あまくら)を離れ、隣街の神坂市でひとり暮らしのスタートだ。
前日までに大きな荷物は運び終わっているので、手ぶらに近い状態で電車に乗って来た。
これから生活をしていく部屋に入ると、まだ開けられていない山積みの段ボールが出迎えてくれた…。
ちょっとブルーになった。
部屋の片付けも、ある程度進んだ頃‥腹が空いている事に気付いた。
時計に目をやると午後3時をまわっている…
そりゃ腹も空くよな。
こちらでのバイトも探さなきゃいけないので、お弁当とバイト情報誌を買おうとコンビニに行くことにした。
この辺りの探索がてら、ブラブラと歩きまわり(道に迷った訳では無い)、コンビニに辿り着いたのは午後4時だった…。
「やっと着いたぁ‥」
と、安堵のため息を一つした。
(…正直に言うと、道に迷った)
その時、そのコンビニのドアに『アルバイト募集』の貼り紙がしてある事に気がついた。
店の人に尋ねたら、ちょうど店長さんが居ると云うことで面接をしてもらえることになった。