観るまでなぜか勝手に香港の作品だと思い込んでいました。

主人公の女の子が昔に観た香港の作品に出ていた子に似てたからだと思います。

なので、いきなり普通語で話し始めるのでビックリしました。

いつの間に広東語分かるようになったんだろうと。


内容としては非常にダークな題材を扱ってます。

熾烈な受験戦争

それに翻弄される子供達

ストレスからか発生し、エスカレートするイジメ


イジメって虐める側はすぐに忘れるんですよね、虐めた事を。


でも、虐められる側は一生忘れる事ができないんですよね。

一生虐められた過去から逃げる事が出来ないんですよね。


それを虐められる側にも問題があるなんて言語道断。


そんな中でも、

たった一人だけでも自分の味方が居てくれると、

自分は無敵だと思えるほど勇気が湧くんですよね。


大人になれば学校なんて、

長い人生を考えればほんの一瞬の存在だと分かりますが、

学生の間はなかなかそこに気づく事ができないんですよね。

その時その時を生きることに精一杯で、

広い視野で自分の人生を見る事ができない。


そんな中、自分を守ってくれる、

自分のことを分かってくれる人ができたのは

人生が広がった瞬間だったのだと思います。

だからこそ、何事にも変えられない大切な存在になったのだと。


今年一番感動した作品でした。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️