理想のヒモ生活ー祝アニメ化決定ー | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

 

ブラック企業に勤める山井善次郎は半年ぶりの休日出勤の無い土曜日で二連休で朝飯を買いにコンビニへ向かってたはずで、確かに自転車の前カゴには温めて貰った唐揚げ弁当が有ってサドルに座ってたが周りは薄暗い石造りの部屋で、多くの兵士などがいて目の前には「ようこそ婿殿ー」と言った褐色肌で筋肉質でスタイルの良い巨乳の20歳代半ばの美女が立っている。突然婿候補としてカーヴァ王国女王アウラにカーヴァ王国王家血統魔法時空魔法で呼び出されたカーヴァ王家の血を引く主人公山井善次郎が婿に来て欲しいと言われて了承して発電機やエアコンや冷蔵庫やゲームやパソコンやDVDなどを持ち込んで1週間後再度召喚されて始まる王配としてのヒモ生活がやがて王配として惚れた女王の為に血統魔法を身につけて自分の血の秘密を知って頑張っていく物語である。

この作品ではカーヴァ王国の有る血統魔法が王家の資格となる精霊信仰と魔法の南大陸と血統魔法が資格とならない技術と一神教宗教の北大陸の世界でカーヴァ王国の近くには南大陸諸国が頼りにする一神教から憎まれている魔道具と治癒魔法の国シャロアジルベール双王国の絡みで難しい外交と技術発展の為の努力とで其処の描写がむっちゃいいんですよね。北大陸から来た北では珍しい精霊信仰国家のウップサーラ王国第一王女フレアの進言による側室入りをめぐる話と辺境伯や将軍の絡む内政や貴族への対応での山井善次郎とアウラの思惑や相談とか生まれてくる王子や王女の子育てや将来のことの相談とか家庭の話が外交や内政とも絡んでくるのが本当に面白い。

ガラス作る苦労が本当によく描けている。

 

 

 

 

主婦の友社

ヒーロー文庫1〜15巻以降続刊

角川書店

コミックスエース1〜19巻以降続刊