クラスの大嫌いな女子と結婚することになった | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

 

同じ高校に通う学年一位の天才肌の北条才人は三年A組クラスメイトの学年二位の努力型の秀才桜森朱音と突然結婚することになった。双方がもともと仲が良ければ良いがよると触ると口喧嘩が始まるくらい犬猿の中で通常ではあり得ない展開だったが、北条才人の祖父と桜森朱音の祖母が昔一緒になれず別の配偶者と結婚したが今は双方の配偶者も亡くなり再び付き合い今度は本格的な関係に進んだ仲で有るが最早好きな相手と最初から結ばれていたらと考えていた。そこで双方は孫の北条才人と桜森朱音を結婚したら最高の関係でいると考えて結婚させようとするが、北条才人は未だ早いと考え桜森朱音は恋愛の先に結婚が有ると乙女な考えで拒否しようとするがーこの辺のやり取りで桜森朱音は北条才人に必ず反発するくせから会話が矛盾して面白いー北条才人は才能溢れる後継者に相応しい能力でその能力が無く冷遇されていた父と配偶者の母から嫌われて捨てられていて、有能な叔母からは好かれ一人娘の従姉妹糸青と仲が良く結婚も望まれていた。桜森朱音は目標が有ってその目標の為には祖母からの支援が必要だった。そして三日間の猶予の後の返事は当然結婚する事となったが相手は剛のモノなのでいきなり婚姻届を出されて2人拉致され北条才人の祖父が用意したラブホ仕様のベッドが一つしか無い家に連れて行かれ同居する事になってしまう。其処から価値観の衝突の中で二人はドタバタコメディを繰り広げながらお互いの心の温かさで人間らしい生活と優しさを取り戻して恋愛を進めて行くのが本当に良い。コミカライズも出ていて毎度泣いたり笑ったりほっこりさせられたり怒ったり本当に楽しいシリーズで次巻が楽しみだ。

原作

角川MF文庫J 1〜8巻以降続刊

角川コミックエース 1〜6巻以降続刊