月が導く異世界道中 二幕 | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

 

 

 

 

 

 

今期もキチンと原作のストーリーの流れを丁寧にアニメ化してくれて嬉しい。どっかの無能テレビ局の無能脚本家による改悪実写と違って、やはり原作を売れるようにする為の販促アニメは本当に心地良く愉しめる。2期からは真が駄目な時ように女神が月読尊に黙ってスカウトして来た日本人の勇者様の話を、女神見つかり強制転移させられた魔族の傭兵の竜殺しと御剣ー上位竜ランサーーとの闘いと同時進行のストーリーを上手く絡ませて処理しているのには脚本家の能力の高さにSUGEEEEとなった。そして真の神に等しい力の強さも魔力吸収指輪の破壊力で示され満足の出来だった。

 

 

 

そして、死にかけた真に対する陽で有るが故に浅い愛に見える武の巴と陰で有るが故に深く見える愛の狂の澪の対比も良かった。

そして二人の勇者の生育歴と託される人間達の違いによって魔族に対する反抗が上手く行かず齟齬が積み重なって結局上手く行かないのは他でもない感情的過ぎる癖に無能な女神故でやがて尊大で傲慢で強欲な女神そのものと同じ心性を持つヒューマンは強力な魔力と体力と戦略を持つ魔族と真率いる優秀な体力と俊敏性と戦術を持つ亜人に挟まれて衰退して行くだろう未来が見えて来ている。

真は地球の神々の援助と与えられた魔力と自分自身の鍛えた弓術と体術で月の女神を滅ぼす事を目標に頑張っていく姿が良い。

 

 

 

 

原作 アルファポリス社

単行本 1〜19巻 以降続刊

コミカライズ 1〜13巻