異世界薬局 | 夜半の月

夜半の月

常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

内容的にかなり問題有って医療や薬学や研究者の世界について誤解を与えると言わざるを得ない。

先ず病原体としての微生物は何もウイルスとバクテリアだけで無く寄生虫や真菌やマイコプラズマなどが有る。ウイルスについては試薬や検査抗体が無いと感知出来ないのでこの異世界では確定診断は無理だろう。真菌ーカビーは極めて複雑な生活環を持ち生体内と自然下で形態を変えて生活増殖する種類が有って、このような種では生体内では癌のように増殖転移してほぼ予後不良死亡の転帰を取るので予防は一般的な衛生対策では不可能になる。確定診断には現代周辺技術が必必須で個人では限界が有る。また剤型整形も周辺技術と知識が必要で衛生的環境維持もかなり困難なのでなんか笑ってしまいました。結核は管理治療の難しいグラム陰性菌で耐性菌も高頻度で発生するので一剤で治療出来る事も無く基本的な治療法は

イソニアジド+リファンピシン+エタンブトール+ピラジナミド 2ヶ月
    ↓

イソニアジド+リファンピシン 4ヶ月

で、あんな短期には治らないです。

最近日本では再興感染症ーre-emerging infectiousーとして緊急事態になっていて、治療は公費負担なので無保険や資格者証の方も怪しければ病院に行かれる事をお勧めします。