日本企業の技術水準 | 夜半の月

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常ならむ 此の世と言えど あまりにも 想いはただに 夜半の月とは【自作】

徒然なるままに、医療や法律や経済や和歌などや音楽や映画やツーリングやエビアクアリウムについて書いて行こうと想います。研究者の目から見ての大学や受験についても書きます。

浄化システム5時間で停止 再開メド立たず

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1642028&media_id=88

 

現代日本での縮図と言える技術劣位企業の寄せ集めでは、生産現場からの情報も無く机上の空論設計プラントと、コストと労働環境無視出来るだけで選択されている派遣労働での製造だから、最初からこのような結果は予想出来る事で有る。日本は一部の日本企業を除けば何処の企業もこんな状況で有るために、日本で生産技術情報を持っているリストラされた設計開発技術者をヘッドハントした韓国や中国に生産技術や製品の完成度で抜かれるのも当然で有り、このような事態を回避してものづくりに強い企業を作るためには派遣労働を廃止して、世界基準の一律の法人税と社会保険料負担割合として非効率な企業を全て倒産させる骨太の改革が緊急課題で有る。また、今回の原子力発電所事故を酷くしたのは官僚天下りによる検査の形骸化で有るから即時に天下りを完全に禁止すべきで有る。

非効率な企業が存在する問題点は二点あって価格競争と労働コスト低減だけで競争するために、デフレをひどくして研究開発する企業に対して被害を及ぼし研究開発出来なくして国際競争から敗退させる原因となる市場の攪乱要因で有ることと、労働コスト低減と机上の空論設計で自動車の自然発火やタイヤ外れリコールやシュレッダーによる指の切断や電子レンジや扇風機の発火など消費者にも多大な迷惑をかけていることである。