普段、職場ではお金の話はしませんが、先日飲み会の場で部下から




「投資をするなら何を買えばいいのでしょうか?NISAが始まったから投資信託に少し興味があります」




と聞かれました。






貯金ばかり溜め込んできたがこのままでいいのか不安になってきたとのことでしたので、貯金があるなら少額分散で株はどうかと勧めましたが、株は怖くてまずは投資信託から始めたいと。






でも投資信託なんて株、債券、国内、国外、リート、先進国、新興国って、情報が出ていますし、何を買うかなんて好き好きなんですよね。まずは手数料が安いインデックス型を選びなさいとだけ伝えましたけどね。






ウーン、これが投資を始めたい人の心理なんだなと痛感しました。投資信託ですら何を買っていいかわからず一歩踏み出せない、まして株なんて訳がわからず怖すぎるってことなんでしょうねー






私からすれば、株も投資信託も同じで、投資信託は手数料ばかり取られる旨味が少ない商品なんですが、




「株は怖い!」




初心者がこれを払拭するのは大変というのがよくわかりました。





思えば、私が投資を始めたきっかけは、当時給与支払いの将来不安を抱えたこと。





「こうなったら自分のスキルを活かして我が家の金融資産を防衛していくしかない」と強烈な危機感を覚え、株式投資に至りました。私からすれば、投資先がはっきり見えない投資信託のほうが余程不安でした。





ま、結局、私の場合、給与支払いの不安は去りましたが、一般論としては、株式投資を始めるにはなんらかの心理的動機が必要なんでしょうね。





つまり、「NISAが始まったから」というやや消極的動機じゃなくて、○○があるから家計の金融資産を○○したいという主体的動機が必要なのかもしれません。






でも、私の場合、当時の強烈な危機感がなかったら投資を始めるのはかなり後になっていたかもしれません。すると、その期間中の利益、インカムゲイン、キャピタルゲインを逃していたわけで😨






動機とは不思議なものです。