二十四節気は春分
七十二候は
次候 11候 2026/3/26 桜始めて開く(さくら はじめてひらく)
月齢は26.1
です
きものと桜 というと、きもの上級者という感じがします。
例えば桜の柄のきものは「桜の花の時期には着ないもの」「桜の花が咲く前に着る、
桜が咲いている時には遠慮する」なんて書いてあると、いつ着ればいいのか
わからん
という気分になってしまう。
私は桜柄はやめておこう、と思っていました。
でも、最近は桜の柄もいいなぁ
なんて気が変わって来ました。
中谷比佐子先生の本を読んだり、先生とお目にかかって先生のきもの姿を
拝見しているうちに、「きものは季節感を着る衣装」と思うようになりました
。
花よりひと足先に桜柄のきものを着る。
ぽつぽつ桜の蕾が膨らみはじめた頃は、「花びらだけ」の柄。
一輪二輪の花が咲いたら、枝に付いた桜の柄。
そして桜が満開になると、夜桜の柄、または水に花びらが漂っている風情の柄など,
桜を思いながら桜を身にまとう。
こんな楽しみ、きものならではでしょうか。
桜の柄は花びらから枝へ、そしてまた花びらに戻り、最後は「匂い」といって
ほのかな紅色の江戸小紋や無地染めを着ると、けっこう長く桜を楽しめます。
先生のご本『二十四節気ときもの』から引用しました。
「匂い」とは、柄として描かれてはいないけれど、色や雰囲気で
その花を感じさせること。
桜そのものはなくても、ほんのり染まった色がまるで桜の花をまとっているようです。
匂うような美しい着姿が浮かびます。
また、この時期のきものの色と素材については、
きものの地色は、茶色以外は合うこと、ただ、白は生成りでないと
まだ寒々しい。とおっしゃっています。
半衿は、塩瀬、東雲(しののめ)がいいとおっしゃっていますが、
私は東雲を見たことがありません。少なくとも売っているのを見たことはないです。半衿は二十四節気に合わせて変えていくものだったそうです。
東雲は春分から穀雨までの間にするものでしたが、
今は作られなくなってしまった
。
帯揚げは、縮緬から綸子に変えると春らしいです。綸子は光沢があって
しなやかなで、縮緬より軽やかな印象になります。
こちらの写真は3月上旬に先生にお目にかかったときの桜の帯です。
なんて素敵![]()
お太鼓の写真を撮ったはずなのに、なぜか見当たらない![]()
この帯は縮緬に刺繍なのです
。
縮緬の帯は珍しいですね、と言いましたら「最近はね」とのことでした。
しかし、縮緬は立春を過ぎたら身に付けないとも
。
そうなんだ~、とメモ
。
こういう感覚的なことは、本を読んでも身につかないと思います。
私は中谷先生とお会いするたびに、たくさんの影響を受けようと、
金魚のふんのよう先生のあとを付いて歩いています
。
中谷先生に直接お会いすることでしか受け取れないことがあると思っています。
もし先生に会いたい方は、3/28㈯に小石川後楽園にて「比佐子つれづれ」が
開催されますので、ぜひお越しください
。
お話も楽しみ、先生にお会いするもの楽しみ
。
つれづれにいらっしゃる方とお話するのも楽しいのです。
私もそうでしたが、みなさんひとりでいらしていますので、
どうぞお気軽にご参加ください![]()
今年の桜を楽しみましょう
。
この時期は気温もお天気も不安定。どうぞご自愛くださいませ![]()
ではでは~![]()


