★記憶からも…?!
- 三崎 亜記
- 失われた町
これ、読破しました。とても濃いです。
タイトルのとおり、町がひとつ、そっくりそのまま失われます。そこがこのストーリーの肝です。
消える町と、そこに関わる人々とのストーリーです。
物理的に町が無くなるんです。…ということは、
・町の人々も、
・町に関する記述も、
消されます。そして、このことについて話すことも、できない。
なぜこんな事がおこるかというと。町が・・・生きてるから。人の意志を操作しているから。
ただ、絵は残してもOKなんですけどね。
町の消滅をどうやったらくい止められるのか、研究が進められていきます。こんな不幸はもういい。さぁ、いったい?
わぁ、これ以上書いたら これから読む方がつまんないので ストーリーはやめておきましょう。
読み進めるほどに、設定が複雑なことにハマっていきます。
とかく、現実にはない背景をベースに物語が進行していくので
何がおこるのか?
さっぱりわからないんですよね。
だから、ちょっとワクワクしたり、そうなっちゃうの~?と思ったりして読みました。
三崎亜紀さんファンなら、必読だとおもいます。
#直木賞ノミネートされましたね。