- ●書かなきゃ、なにもはじまらない
- CW編集部
- 執筆前夜―女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。
女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。
という サブタイトルがついています。
・活躍中の作家サン達が、どんなふうに書くことに到ったのか、
・何を書こうと思っているのか、
・書くときに どんな方法を採るのか、
・着想は?そんなにたくさん書けるのはなぜ?
というような疑問・質問に インタビュー形式で答えたような構成です。
作家になる前から現在までを話しているので、話の途中で登場する作品のタイトルと、
ごくカンタンな本紹介も載ってます。 ← これは読書の参考になるな。とメモしておく。
恩田陸さん・三浦しをんさん・角田光代さん・酒井順子さん・加納朋子さん。
群ようこさん・中村うさぎさん・野中柊さん・林あまりさん、そして亡くなってしまった鷺沢萌さん。
まさに十人十色。話のし方からしても、性格や作風がでているような気がしました。
意外にも、初めて書いた作品が賞をとったりしている。加納さんも、野中さんも。
才能、ありますよね~。
会社に勤めながら書いていたのは、恩田さん、群さん。
器用ですよね~。
どの作家さんも共通しているのは、
いろいろな経験をしないとだめなんだよね、と言うこと。
会社勤めも、旅行も、恋愛も、失恋も
自分の皮膚感覚をもってはじめて 言葉が紡げるんだ、ということ。
1%の才能と99%の努力、っていう有名な言葉がありますけれど、
この10人、才能はもっともっとあるでしょう。と思っちゃいました。
そして、書きたい人へのメッセージとしては…
とにかく書くこと。途中でイヤになっても つまらなくても最後まで書くこと。これに尽きるらしい。
みなさん、書いて書いて失敗して 乗り越えているんですね。
…そうか、そうなのか。
乗せられやすい性格なので、短編でも一編…。というのはまた別のはなし。