(記入日:2018年03月27日 別ページにて)

 

世界の経済が今後どういう方向に向かうのか。

そういう話なるとFRB、FF、FOMC、などの用語が「知っていて当然のこと」として使われる。そういう金融専門用語をまとめていく。


FRB:米国の連邦準備制度理事会/Federal Reserve Board
 

7人の理事からなる理事会。うち1人の議長が統括。FRBを統括する議長は米国大統領が決める。この理事会はアメリカ中にある12の連邦準備銀行と一緒に、金融政策を決定する。

具体的には・・・

・中央銀行→市中銀行への貸し出し金利(公定歩合)
・市中銀行→中央銀行への預金の利子(FF:Federal Funds Rate/フェデラル・ファンド金利)

などの変更を行うことで、米国からお金を吸い上げるか、吐き出すかの調整を行っている。

 

FOMC :連邦公開市場委員会/Federal Open Market Committee

FRBが6週間に1回の割合で行う会合のこと。米国内のドルの吸い上げ、吐き出しの枠決める、金融政策の最高意思決定機関。

FRBの7人の理事と連邦準備銀行の総裁5人で行われる。
日本の中央銀行(日本銀行)=12の連邦銀行、のようなイメージ。

 

FED:連邦準備制度

FRB+FOMCをひっくるめた言い方。連邦準備制度(Federal Reserve System)のこと。
Federal Reserve Systemの頭文字をとって「FRS」と言われることもある。

ざっくりとしたアメリカの中央銀行制度の総称。