災害復興にかかる予算。
しかも概算の概算みたいな数字だろうから、実際にはもっとかかるだろう。
ただでさえ借金王国なのに。
個人的には消費税あたりをあげてもらってもいいが、増税すると経済が停滞して負のスパイラルになるおそれがあるので、そう単純にもいかないようだ。
この際党利党略は置いといて、政権が代わっても長期継続して被災地を援助できるような、ミラクルな案を考えてほしい。
政党と言えばもうすぐ選挙だ。
福岡県知事はほぼ決まったようなものだが、東京都知事選は相変わらず色々出ている。
今の東京は関東大震災の復興から誕生した街だから、本来災害には強い防災都市らしい。
ただ随分年数も経ったから、大きな見直しをする時期だろう。
脱政党とか庶民派とか掲げている候補者は、箱もの行政と言ってインフラ整備を盛んに批判してきたが、今回は防災が避けては通れない争点だろうし、それにはインフラ整備が欠かせない。
どう方針転換するのかが見ものだ。
まあどうせ過去の発言はなかったことにして、現職とか現政権批判に終始するんだろうが。
そう言えば、震災発生間もない頃、支援物資は集まっているが、それを必要としている場所に運べないという報道があった。
ある大物キャスターが「何とかならないんですか!」といらだったように行政を批判するように言っていたが、
ならないんだよ。
交通が寸断されてる。
ガソリンも運べない。
これまで道路や空港やダムや防衛費を散々批判してきただろうに。
個人的には福祉や教育を重視する政治家より、道路や空港をつくってくれる政治家がいい政治家だ。
確かに大型公共工事には問題も多い。
ただほとんどの場合、批判すべきは工事そのものではなく、その利権に群がる虫だ。