親日派要らん歴史をよく学べ言葉失ひ花に答へを

 

 歴史は、「現実的」に考えると、しょせん解釈であり、「歴史的真実」は、時代によって、人によって、解釈がまったく違うというのが、経験則から何となくわかってきたような気がします。

 

 せめて悲惨な歴史を繰り返さないように、また、「同室操戈」の兄弟喧嘩を避けるように、相互理解のできる人が増えるように知恵を絞って、地道にやっていくしかないと思っています。

 

 今までの歴史を変えることができませんが、これからの歴史を創ることができると信じながら、歴史という旅を一歩一歩進めていくのは、私たちの運命とも宿命とも言えるでしょう。

 

 しかし、今の私にとって、沈黙を持って歴史を語りながら、その旅をするのは、「現実的」な歩み方だと思います。