今日はこちらの動画を見ました。
途中まではいちいち訳していたけど面倒になって5分くらいからは流し見…。
右側でしゃべっておられるマイカさんという女性が流暢で的確な説明をされる上、とっても英語の発音がきれいでわかりやすいんです。
ではここから、大事だなと思ったポイントを箇条書きにしていきます。
・Gallup社の「優れたリーダーはどのように人を率いているのか?」という調査から、4つのドメイン(影響力、実行力、人間関係構築力、戦略的思考力)が生まれた。だから、「このドメインはあのドメインよりもリーダーに向いてない」とかいう認識は根本的に間違い。すべてのドメインが優れたリーダーの分析から導き出されたものである。
・クリフトンストレングスの資質は、「何をやるか」ではなくて、「どうやるか」「なぜやるか」を表している。他の人みたいにやることもできるだろうけど、あなたにとってベストなのはどのようなやり方なのかを示唆する。ドメインは、どうやったらうまくリーダーシップを発揮できるかを表している。
・戦略的思考力ドメインの資質が上位の人がリーダーシップを発揮するやり方は、「頭脳を通じて他人に働きかける」。勉強し、習得し、考えること。抱えている問題やチームに対して、深く広い考察をもたらすことが強み。
・戦略的思考力ドメインの資質が上位のメンバーがチームにいるときは、その人がしっかりじっくり考えられるように手助けする。具体的には、考えを話したり書いたりするチャンスを与える/情報を入手できるようにする/学習の機会を与える/ウォームアップ⇒考える⇒クールダウン。
・世界2100万人のクリフトンストレングス受験結果において、戦略的思考力ドメインの資質がトップ5に含まれる割合は
34資質全体の中での順位=2位 学習欲(をトップ5内に持っている人) 28% 約600万人
5位 戦略性 22%
7位 収集心 20%
14位 分析思考
15位 着想
16位 未来志向
20位 内省
30位 原点思考 9% 約200万人
なので、チームの中に戦略的思考力ドメインの資質をトップ5に持っている人は少なくとも一人はいる可能性が高い。
・世界で何人いるのか?とかいうグローバルデータを見て、人を分類したり、単にトリビアとして面白がったりするだけにとどまっていたら、人のパフォーマンスを良くすることに繋がらない。ひとりひとりをもっと理解するために使えたら素晴らしい。
個人的に好きだなと思ったくだりは、左の男性ジムさんがいきなり「私たちがチームだとすると~」って対談相手のマイカさんと自分がどんなふうに協力して仕事をしているかについて語り出したところです。ストレングスコーチって面白い。マイカさんもそういう話が大好きと言っておられましたw
お二人をひとつのチームとすると、ジムさんはトップ10に戦略性がなく、思いついたことをどんどん喋って、それを戦略性1位のマイカさんが自分たちの仕事の目的に沿って整理してくれるのが助かるらしい。そしてマイカさんは、ジムさんはアレンジが上位なので整理したアイデアを実行する手配をしてくれる。そして二人とも着想上位だから話が通じる、とのこと。とても良いチームですよね。資質の力を借りると、こんなふうにチームメンバーがどう協力し合っているのかを言語化することができて、それがチームビルディングに繋がるのだなと思いました。
頻出単語
この動画でよく出てきた単語をまとめます。
pursuit our success 成功を追求する
stumbling a block ブロックに躓く
prevalence 普及率
cluster クラスター化する