これに関しては無惨様に同意 pic.twitter.com/f9pqJLdmCb
— フルフル量産種💢ゼノブレ3最高ッ! (@YOP8fqJJOKhRjA3) November 13, 2022
「鬼滅の刃」の台詞差し替えパロディなんですかね?「無惨」と「炭治郎」という名前のキャラクターのやり取りなんでしょう。
あたし、その作品を読んだこともアニメを観たこともないもので、元はどういうシーンでどういう台詞なのか全くわからないのですが、ここで無惨が話題にしている「なろう小説」というのはどういうものか知っています。読んだことはないですが。
読んだこともないのに、そういうものが人気を博している現状を悲しく思っています。
リンク先の漫画を読むのがめんどくさい人のために台詞を書き起こしておきましょう(以下太字部)。
無惨:
悟空もルフィも炭治郎もそうだっただろう?『主人公が困難に立ち向かう』これは創作の基本中の基本だ。
ほとんどの作家はそうしている。なぜおまえはそうしない?
理由は一つ。なろう系を書いているのは異常者の集まりだからだ。
炭治郎:
でもそういう展開にしないと読者受けが・・・・。
無惨:
それをおもしろいと感じるのはよっぽどの負け犬だけだ。
何も難しく考える必要はない。
炭治郎:
・・・・・・・。
無惨:
おもしろい話を作りたければ主人公を困難に立ち向かわせることだ。主人公が鍛錬して実力を上げ、仲間と協力し、戦略的に行動して困難を乗り越える。
主人公が自分よりも弱い者としか戦わない話がおもしろくなるのか?
最初から最強で万能な能力を持っていたらストーリーの広げようがなくなるだろう。更に主人公を有能に見せるためにそれ以外のキャラをとんでもなく無能にする羽目になる。
しつこい。
おまえたちは本当にしつこい。飽き飽きする。心底うんざりした。
口を開けば異世界転生、異世界召喚、パーティ追放、スローライフにぶっ壊れスキルと馬鹿の一つ覚え」
たとえ自分の気に入らないものだとしても、何らかの創作活動をしている人たちを捕まえて「異常者の集まり」と決めつけ、しかもそれを既存の漫画のキャラクターに(恐らく作者に無断で)言わせてしまうというのはちょっと行きすぎかも知れません。んなこといちいち言うなんて、あたしも随分丸くなったもんだなあ。
言われた人、即ちなろう作家にも、「鬼滅の刃」の作者にも訴えられたら負けるんじゃないかなあ、と思いつつ、このパロディを作った人が言わんとしてることはとてもよくわかるんですね。いい大人がそんなもん読み書きしてちゃダメだぜ、って話でしょ。
なろう小説って何やねん、という人も、このやり取りを見ただけでどんなものか何となくわかるんじゃないでしょうか。
問題は、そういう内容のものを好んで読む人が沢山いる、だからよく売れている、ということなんですね。文中で炭治郎が言っているように。
せめて、
「名倉の文章をおもしろいと感じるのはよっぽどの負け犬だけだ」
とは言われないようにしたいですね。