いろんな音に敏感な MAY です。
雨の日は涼しいようで、蒸しますね。皆さん、お元気ですか?
とっつぁん(父)の逝去に伴い経験した記録です。
わかってるようで。よくわからない事。いろいろと。ありますよね。
■■⑪ 葬儀会場。
葬儀社のYさんに質問。
M「あの。葬儀の会場は、こっちじゃないんですか?」
Y「こちらのホールは○○名様以上の場合に利用します。」
M「え…。うちは…。お座敷ですか…?」
Y「このお座敷は、本来、ホール利用の方の控え室ですが。」
M「え…。控え室…? こっち、空いてるのに。使えないんですか?」
Y「○○名様以下は、こちらのお座敷が会場となります。
足の悪い方には、椅子をお出ししますから。」
え゛~…???…控え室とは聞いてないよ~。
控え室で葬儀を行うの…???
これだったら家でやるのと変わらないんじゃない…?
(そんなことナイかもしれないけど…。)
椅子かどうか確認すべきだった。
椅子だと思い込んでいたのがいけなかった。
すぐ隣の部屋とはいえ、今から場所の変更はできない。
狭いお座敷に座布団を並べる。
M「お座敷で。すみません~…」
来てくださった方に詫びて、座っていただく。
足の悪い方に椅子を勧めたが、遠慮され、壁ぎわに座られた。
M「狭くて。すみません~…」
ほぼ全員が着座。狭いお座敷。微妙な空気。
どうすんの。この雰囲気…。
時間あるし。間が持たないし。一言ご挨拶。
M「本日は、お忙しい中、
亡き父とっつぁんの葬儀にご参列くださいまして。ありがとうございました。
諸事情により、大きなお式を出すことができず、狭いお座敷で
皆様にはご不便をおかけして申し訳ありません。」
うんうんと頷く人。「気にせんでもえ~よ」と言う人。
M「とっつぁんは珍しいガン を患っていましたが
自覚症状もなく。酒もタバコもやめることなく。
5/16に自発的に入院して、5/19の夜に息を引き取りました。
自分の好きなように、オレ流を通した人でした。
最期は苦しみもなく、本当に良い終わり方でした。
言いたいことを言う人でしたので、
皆様にはご迷惑をおかけした事と思いますが。
このようにお集まりくださって。本人も喜んでいると思います。
今日は気楽な感じで送り出してやっていただければ幸いです。」
喋り終えて座ると。親戚のご意見番、△子おばさんが
△「MAYちゃん。ここは、マシやて。いいて~。
この前、別の家族葬に出たんだけど。
○○葬儀社の家族葬は、倉庫みたいな会場だったのよ。
だから、最初に葬儀社はどこ?って聞いたでしょ。
ここは全然いいて~。」
ホントかな…。よかったことにしよう。△子おばさん、ありがとう。
しばらくしてYさんが言った。
Y「お導師様(お寺さん)、ご入場です。」
お葬式が始まった。
つづく ■⑫ お葬式。
何事も経験です。びすた~り、びすた~り。