いろんなお片づけでパタパタの MAY です。
2011年の5月に とっつぁん(父)が永眠しました。
この半年間の体験を記録したいと思います。
■■① オレ流。
うちのとっつぁん(父)は強気でマイペース。
・なんでもわかっているのでアル。
・なんでもできるのでアル。
・頼りない娘の世話にはならないんだもんネ 的な人。
せっかちで、なんでもチャッチャとやらないと気がすまない。
お昼ゴハンを食べに行く時は、開店5分前には店の前にいる。
生まれてこのかた、地元を離れたことがない。そのため
「世の中の人は みんなが自分を知っている」と思っている。
犬が好きで猫はキライ。 猫は連れてくるなと言われていた。
そんなわけで。母が亡くなって以来、やもめ暮らし。
学生時代の友達と毎月、集まっては酒を飲み。
用事があれば娘を呼びつけてやらせ。
悠々自適なオレ様ライフであった。
4年前に縦隔部(心臓周辺)に悪性腫瘍が見つかった。
自覚症状は全くない。
非定型カルチノイドという珍しいガンであったため
データや手術の記録を発表させてほしい と担当医から言われた時も
「自分は特別扱いされているのダ」と喜んだとっつぁん。
「オレはすごいんだ。エッヘン!」
自分の病気を武勇伝として、誰かれつかまえては話していた。
(…本人は、病名や詳細を理解できていなかったので
適当に違うストーリーに書き換えられていたのだが。)
娘としては、恥ずかしくて困る、どこか勘違いの自慢屋さん。
立ち入るスキがないくらい「オレ様」を押し通す。
そんな強気のとっつぁんが 去年(2010年)12月、
「もうすぐ自分は死ぬのではないか」と 言い出した。
そのきっかけとなったのは…
つづく ■② 虫のしらせ。
健康イチバン。 びすた~り、びすた~り。