【生理初日からの服用開始】
 日本で認可されているすべての低用量ピルは、生理の初日に飲み始めることができます。生理初日に飲み始めると、その日から避妊効果が得られます。生理初日に服用を開始するのがお奨めとも言えます。
 生理初日から服用を始めたとき、この生理は普通は影響を受けません。生理痛も普段通りですし、経血量も変わらないでしょう。ところが、ある場合にはこの生理が軽くなったり、経血量が少なくなったりすることがあります。喜ぶべきかもしれませんが、このような場合、不正出血が起きたり、1シート服用後の生理が重くなったりする原因となります。

【生理初日っていつ?】

 「夜の10時に生理が始まったら、生理初日って2時間で終わってしまうのですか?」という質問を頂くことがあります。ピル の服用開始で初日というのは、生理が始まってから24時間以内をいいます。日付をまたいでも24時間以内であれば、生理初日と考えて差し支えありません。
 朝起きて生理が始まっていることに気づいたら、いつ始まったのかわかりませんね。その場合は、前日の就寝時刻に始まったと考えます。そうすれば最大24時間以内の服用開始になります。
 生理の始めは、おりもの様の出血で始まる方も多いと思います。どこから生理の始まりかのかわからないといわれる方もいます。おりもの様の出血が2~3日続くような方は、基礎体温を計ってみるとそれが生理かどうかわかると思います。多くの方ではおりもの様の出血が生理の始まりです。おりもの様の出血が生理の始まりと確認できる場合は、それを生理の初日と考えて服用を始めます。よくわからない場合は、はっきりとした出血が始まってから服用を開始し、2週間の間他の避妊法を併用するようにします。

【生理2日目~7日目からの服用開始】

 トライディオール・トリキュラー・リビアン・アンジュの4製品は必ず生理初日から服用するようにして下さい。他の製品は7日目までであれば、服用を開始することができます。ただし、服用開始後2週間は必ず他の避妊法を取る必要があります。
 2~7日目の中では、5日目がおすすめです。それには3つ理由があります。1つ目は、5日目に飲み始めると第1周期から28日の生理周期が確保できます。2つ目は、子宮内膜が剥脱してしまいますので、不正出血の可能性が小さくなります。3つ目は、不正出血や着床出血と月経を間違って服用開始することを避けることができます。
 2~7日目からの服用開始法の1パターンとしてサンデースタートがあります。特にノリニールとシンフェーズの2製品は、サンデースタートを推奨しています。サンデーピルにする方法については、こちらをご覧下さい。
 生理2日目の服用開始でも、排卵を抑制できない可能性があります。さらに生理開始日と服用開始日の間隔が空けば空くほど、すり抜け排卵の危険性が大きくなります。6日目7日目の服用開始はあまりお奨めできません。
 生理8日目以後の服用開始 生理開始7日目は服用開始のギリギリのラインです。これを過ぎてからの服用開始は止めましょう。

 薬で一番怖いのは副作用ですよね。低用量ピルが認可されるまで、日本では中用量ピルが使われていました。中用量ピルには、強い副作用が出ることがありました。低用量ピルでは、副作用は大幅に軽減されていますが、全くないわけではありません。
 ピルによる副作用は、大きく2つに分けて考えることができます。

【ホルモン環境への不適応】
 ひとつ目は、ホルモン環境不適応による副作用です。つまり、ピルの服用により体内のホルモン環境が、それまでと異なったものになります。体が新しいホルモン環境に慣れるまでの間、不快な症状が現れることがあります。たとえば、吐き気です。ピルを初めて飲む人の場合、ピル の服用を開始してしばらくの間、軽い吐き気等の副作用が見られます。この副作用は一時的なものですが、自分にあったピルを見つけることで相当程度、軽減されます。
 ホルモン環境の変化が不快な症状を引き起こせば、副作用です。ホルモン環境の変化は、同時に快適な状態にしてくれることがあります。これを副効果と呼びます。ピルには生理痛の改善からお肌への影響まで、幅広い副効果があります。

【疾病リスクの増減効果】
 ふたつ目は、ピル のホルモン環境によるある種疾病リスクの増加です。ピルと疾病リスクの関係については、長年にわたり多くの研究が積み重ねられてきました。ピルを服用すると、血栓症や一部の癌の発生率が高くなるとの報告があります。これは明らかな事実です。しかし、血栓症の発生率はもともと1万人あたり0.5人程度と極めて低いものです。現在、世界で現在使用されている低用量ピルには、重篤な副作用の心配はまずありません。低用量ピルは、世界中で長い間1億人の女性が服用している薬です。ピルほど安全性が立証されている薬はないともいえます。その安全性は風邪薬以上だと信じています。
  健康にマイナスに作用する効果を副作用とすれば、ピルにはプラスに作用する効果もあります。ピルの服用により一部の癌や婦人科疾患の発生率が低下することも知られています。ピルが病気を引き起こす可能性と病気を予防する可能性では、後者の方が大きいといえると思います。 これもピルの副効果です。

精神的なストレスが多くの疾患と結びついていることが明らかにされつつあるが、肥満 も例外ではない。
「悲しみで何も喉を通らない」というような状態が起こるように、強い急性のストレスは食欲を減退させるが、逆に慢性的なストレスは食欲を増進させるといわれる。

ストレスによる過食
基本的に人間の体は一定の体重に保とうとする性質を持っていて、自然と食欲の調整が行なわれているが、慢性的なストレスが加わると過食傾向になることが報告されている。
動物実験でも、ストレスとなる刺激を与えたマウスは肥満 しやすいことが示されている。これは食事を摂る事で、特に糖分の摂取により、脳内に快感物質が出るといわれており、ストレスを緩和させる為に食欲が過剰になってしまうとの指摘もある。

過食の原因となりやすいストレス
・夫婦、家族のトラブル
・職場、学校での人間関係
・仕事の重圧、責任、昇進
・受験
・借金、金銭のトラブル
なんとなくイライラして、ついつい食べ物に手が伸びてしまう人、たまに箍が外れたように暴飲暴食に走ってしまう人は要注意。

肥満の解消には食事と運動の改善が基本であるが、ストレスマネージメントもそれに劣らず重要なのである。

病気になりやすい内臓脂肪型肥満

肥満には二つのタイプに分類されます。全身にぽっちゃりと脂肪がつくタイプと、お腹の周囲にだけ脂肪がつくタイプです。後者を内臓脂肪型肥満といい、生命の危機に関わる病気と関係が深い肥満のタイプです。内臓脂肪型肥満とは、内臓の周囲、特に腸と腸の間を固定している腸間膜と、腸の周りをおおう大網などに脂肪が蓄積される肥満 で、この内臓脂肪から分泌されるアディポサイトカインに異変が生じたり、インシュリンというホルモンの作用がうまくいかなくなると、高血圧、脂質代謝異常、高血糖などの病気を引き起こす原因となります。さらに内臓脂肪型肥満の場合、放置しておくと動脈硬化を進行させ、脳血管障害や心筋梗塞など恐ろしい病気になる可能性が高くなるのです。

内臓脂肪型肥満を疑う

自分はもしかしたら内蔵脂肪型肥満かも?と感じている人は、まずお腹のサイズを測ってみましょう。男性で腹囲が85cm以上、情勢で90cm以上の場合は内臓脂肪型肥満の可能性があります。成人後に体重が増えた場合は内臓脂肪型肥満の可能性が高いようです。また、お腹が出ているのに皮下脂肪を少ししかつまむことができない、中年以降で体型がリンゴ型(上半身が肥満)である、血中のコレステロール、中性脂肪、血糖値、血圧が高めである、などの項目に当てはまる場合は、医療機関などに行って内臓脂肪方肥満かどうかの検査をしましょう。内臓脂肪型肥満かどうかは、X線CT装置によって、おへその位置で断面写真を撮影し、内臓脂肪の量を判断します。内臓脂肪面積が100平方cm以上の場合、内臓脂肪型肥満 と判定されます。


内臓脂肪型肥満はなぜ危険?

内臓脂肪型肥満は、高血圧や糖尿病、高脂血症など動脈硬化の危険因子が重なる可能性が高い状態です。それぞれの病気が軽い状態でも、併発することで狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こしやすくなります。脂肪が内臓に付着・蓄積する内臓脂肪型肥満の方が皮下脂肪型肥満よりも心筋梗塞や脳卒中を起こしやすいという報告もあります。さらに内臓脂肪の蓄積は、インシュリンの効きを低下させ、ブドウ糖とインシュリンが一緒に筋肉や肝臓に取り込まれにくくなるインシュリン抵抗性の状態を招きます。そうなると、血糖値が高くなり、糖尿病や脂質異常になりやすく、また、インシュリンが過剰にあると体内に水や塩分が蓄積しやすく、高血圧を起こします。このように内臓脂肪型肥満はさまざまな病気の引き金になります。自分の肥満度、肥満のタイプを認識し、特に内臓脂肪型肥満の場合は、対策を立て内臓脂肪を減らしていきましょう。

さらに、喫煙は声帯に影響を与え、あなたの美声を奪います。タバコ の煙は口から吸い込みのどを通り声帯を通ります。声帯の薄い女性は、男性

より多大な影響を受けます。つまり声が変化してしまうのです。

そしてやせるためにタバコを吸っている女性がいます。しかし、これは絶対間違いです!

確かにタバコを吸ったら食欲は低下します。ニコチンが唾液に溶けて飲み込まれ、胃の粘膜に作用して胃液の分泌を悪くし、その結果食欲は低下

するのです。

しかし、やせれるのなら体はどうなってもいいのですか??

ここに書いた女性の体へのタバコの悪影響の例は、体臭が臭かったり、老化を促進したり、肌もぼろぼろになったり...我々男性から見れば実に

悲しい事です...。

そんな女性がなぜタバコ を吸うのかと思えば、ただのニコチン中毒だからです。

どうか女性の皆さん、タバコはやめてください!禁煙で本当に厳しいのはたった3日間です。たった3日間の我慢であなたは生まれ変われます。

タバコの煙には、4,000種類もの有害物質を含んでいます。しかもその中の200種類は発ガン物質です。ニコチン、一酸化炭素、二酸化炭素、ベンツピレン、青酸ガス、鉛、ひ素、アンモニア、亜鉛、カドミウム、そして有名なダイオキシンなども入っています。1日20本のタバコを1年間吸うと約コップ1杯のタールがたまります。
 
 タバコ を吸うとすっきりするのはニコチンのせいです。ニコチンが切れるといらいらしてきますが、ニコチン依存状態になってしまいます。この切れたニコチンが体に入るとすっきりしたような感じがしますが、実は、すっきりしたように感じているだけで、実際には、タバコを吸っていないときの方が能力を発揮できるのです。
 
 また、ニコチンは血管を細くして血液の流れを悪くするので、タバコを吸うたびに皮膚や内臓、脳の血液が少なくなります。また血管が縮むため血圧が上がってしまいます。 ニコチンは覚せい剤と同じように中毒になります。タバコを吸っている人でも、その半分はタバコをやめたいと思っていてもなかなかやめられません。だから一度吸ってしまうと、一生吸い続けることになってしまいます。
 
 実はタバコの煙は周りの人にも大きな影響を与えています。タバコ を直接吸い込む煙を「主流煙」、タバコから立ち上る煙を「副流煙」、タバコを吸った人が吐き出す煙を「呼出煙」といいますが、実は、この副流煙は、「主流煙」よりもっと有害です。 「主流煙」を1とした場合、「副流煙」に含まれる有害物質は、ニコチン2.8倍、一酸化炭素4.7倍、アンモニア46倍、窒素酸化物3.6倍と濃度も濃く、その他の有害物質も数多く含まれているので、大変有害です。だから、タバコは自分だけの責任ではなくて、周りの人にも影響を及ぼしているのです。
 
 このタバコの煙による周りの人に与える影響を「受動喫煙」といっています。 親が家庭でタバコを吸えば、子供が受動喫煙の影響を受けます。受動喫煙による影響としては、大人では心筋梗塞、肺ガン等、子供では、気管支炎、気管支喘息、中耳炎などです。特に妊婦による胎児への影響は、受動喫煙を避ける事ができません。そのため、低体重児や低身長児などが赤ちゃんの発育が悪くなってしまいます。 平成15年5月1日から健康増進法が施行されました。この第 25条に「多くの人が利用する施設の管理者は、受動喫煙を防止するために、禁煙もしくは分煙の措置を講ずるよう努めなければならない。」と規定されました。

 坂町病院では、平成15年11月に病院機能評価を受審し、院内禁煙になりました。

 今からでも、遅くありません。禁煙し、健康な人生を送っていただきたいと思います。