訪問ありがとうございます。

 

ひさしぶりに家電、ではなく”調理器具”の紹介です。

自宅で家事をするみなさんが必ず利用するであろう、炊飯器。しかしこれ、99%以上に問題があることをご存知ですか?

 

少しは聞いたことがあるであろう、猛毒な”フッ素コート”が使われているのです。しかもお節介なことに土鍋釜を提供している国内大手メーカーも同じ。やはり”フッ素コート”です。

 

フッ素コートは確かに便利です。焦げ付き・こびりつきは皆無と言っていい。洗うのも簡単で手間要らず。しかし、健康を犠牲にして、という最も重要なところがダメです。

じゃあ、「フッ素未使用なものはないの?」となるでしょう。くわしい紹介サイトはこちら。

 

 

でこの中で最も注目したのが、”ステンレス製圧力鍋”

これです。炊飯器みたいに1万円以上もしない。安いんです。

 

一人暮らし〜4人家族くらいまでの2.5ℓ(3合炊き相当)、私自身は一人暮らしなのでこれでした。

 

圧力鍋で炊飯なんて、大丈夫?と思われる方へ朗報です。

圧力鍋を使用したことがなかった私でも2回目からは美味しく炊けました。

※しかも私は料理がほぼできないど素人です。

 

1回目は?というと、説明書の内容を理解しなかったので失敗。芯が残るご飯に。

付属の説明書はこれです。

 

説明書。ありました。玄米・白米・雑穀米まで。親切です。

栄養を摂ること、炊飯時間を短くしたいことの両立だと、”雑穀米”でしょう。

 

1回目に失敗した理由。

・火を通す時間を守ったが、蒸らすことを”減圧弁で無理やり減圧して蓋を開けてするもの”と勘違いし、芯が残る不味いご飯に。

・さらに悪かったのが、”2度炊きを強行”。このため、一部は芯が残らず炊けたが、底付近はひどい焦げ付きこびりつき。洗うのも大変に。

 

ここでポイントとなるのは、

圧力をかける時間はしっかり守る。減圧は自然に弁が落ちるまで待つこと。絶対に強制減圧してはダメ。

・ステンレス製鍋はこびりつきやすいので、出来上がったら早めに鍋から茶碗に移し、鍋は水で15分以上水につけてから洗う。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ここでちょっと健康情報。

最近、BG無洗米だとか、店頭には無洗米が多く出回り、巷ではこれがいいとされてます。私自身は面倒なことを嫌がる性格なので無洗米をいつも使っていたのですが、これは失敗でした。

最近の無洗米は水を使わずに無洗米ができる製法なので栄養が落ちにくい、とされていますがこれはそもそも誤りです。

欲を言えば玄米(無洗米ではないもの)が最もいい。次に通常の精米された”洗って炊く米”。最も避けるべきが”無洗米”です。

玄米は米ぬかが米の表面にまるまる残ってます。この米ぬかは最も栄養のある部分精米しても”肌ぬか”と言って米ぬかの一部が残ります。これも栄養価が高いとっても大事な成分。最悪なのは”無洗米”。米ぬかの全部を取り除きます。なので栄養はほぼなし。

 

無洗米と米ぬかをあえて別々に摂取する方法もなくはないけど、わざわざこんな面倒なことをしなくてもいいでしょう。

企業が無洗米を勧めるのは、”栄養価が高い”ことではなく、企業の都合でしかないのです。”無洗米の唯一優れたところは”吸水が最も早いので、つけおき時間が短くて済むこと。業務用で無洗米を使用すれば炊飯時間が短縮されるので、飲食店メーカーにとっては都合がいい。結局、消費者のためではありません。

 

なのでこれを知ってしまった私は、今後購入する時は間違いなく通常の精米を買います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

話を戻します。

<炊飯の流れ>

米を水で軽く1回洗う。

・火をかけ、圧力弁が上がったら弱火で5分。注意点として、火をかけ始める時、火力が強すぎると圧力弁が上がらず本体と蓋の間から蒸気がでてしまうので、最大火力より調整して火をかける。特にガスコンロは火力が強いので注意。

火を止め、”自然減圧で圧力弁が下がるのを待つ。弁が下がったら蓋を開けてOKだが、トータル10分は蒸らす。

 

この作業、洗米から始めて最短20分。圧力炊飯器で炊き上げるより圧倒的に早いのです!今までは70分かけて炊いていた自宅のIH炊飯器より優秀。わずかに手間はかかるけど、慣れれば確実に美味しく炊けます。

 

<鍋を洗う時>

・早めに鍋からご飯を出して、水を満水にして放置して15分後、しゃもじで軽くこすれば硬くなったご飯も取れます。どうしても時間が経ちすぎて取りにくくなったら、”重曹”を入れて蓋をせず煮沸すると簡単に洗い落とせます。焦げ付きももちろん。

※重曹で煮沸するときは絶対に圧力蓋で加圧しないでくださいね。

 

 

圧力鍋は万能調理機です。

水まで腐らせる”電子レンジ”と違い、”蒸す”ことで容器に入れた食材を”栄養をほぼ壊さず”温め直しもできるし、栄養価が高いがほとんど吸収できないと言われる”昆布”も圧力鍋を使って加圧すれば非常に栄養吸収が良い柔らかい状態で食べれます。

そしてフッ素コートがないステンレス製調理器具は体にも優しい。”コートが剥がれて危険”なんてほぼ心配なし。落ちにくいものは全て重曹を使いましょう。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆