先日ファブリックバンドに交換した3本。
ゼンマイを巻き上げてから時刻を合わせ、このままの姿勢で24時間放置しておきました。
日差
メーカー | CITIZEN | SEIKO×TiCTAC | HAMILTON |
モデル | NB6021-68L | SZSB025 | MURPH 38mm H70405730 |
ムーブメント | 9051 | 4R35 | H-10 |
振動数 | 28,800 / 時 | 21,600 / 時 | 21,600 / 時 |
駆動時間 | 42時間 | 41時間 | 80時間 |
精度(日差) | +20秒~-10秒 | +45秒~-35秒 | +15秒~-10秒 |
実測値 | +11秒 | +7秒 | +5秒 |
一姿勢だけですが、どの機種も保証精度内に収まっています。
意外に良かったのは4R35。
以前調べたSZSB006の日差も-3秒でした。
6R/4R/7Sそして外販のNE/NHを合わせると年間で数百万個の大量生産品ですから、当たり外れはあるでしょうけどね。
ムーブメントの正確な生産数は発表されてないのですが、ちょいと調べてみました。
日本の機械式ムーブメントの生産数
一般社団法人日本時計協会の発表によると
- 2021年の日本のウオッチ完成品総出荷数(推定、輸出+国内出荷、機械式)は226.4万本
- 2021年の日本のウオッチの総出荷数(推定、完成品+ムーブ・シャブロン、機械式)は881.2万個
日本の時計産業統計 | 日本時計協会 (JCWA)
2021年は国内と海外を合わせて881.2万個を、セイコー、シチズン、エプソンとそれらの関係会社が生産しています。
その中でも、6R(NE)/4R(NH)/7Sはかなりの数でしょう。
また、同発表によると
- 2021年のウオッチ世界生産数(推定、機械式)は3,400万本
ですから、国内メーカーの機械式ムーブメントはなかなかのシェア(約26%)なのですね。