久しぶりの投稿です!

 

今回はアメリカ看護師国家試験とは無関係なジャンルですが、

私が2017年からの5年間でずっと意識してきた、引き寄せの法則について書こうと思います。

 

なぜこのことについて書こうかと思ったかというと、NCLEXの勉強は細く長く続けていますが、

もう少し自分に正直に、自分の考えを書いてみたいな~という気分になったためです。

 

プライベートな内容ですし、少し怪しい話になるので、苦手な方はスルーしてくださいね。

というかこんな話、まともに読んでくださる方がいたら逆に感謝します・・・泣き笑い

 

  引き寄せの法則との出会い

 

私はこの法則の考え方に出会ってから、人生が劇的に変化しました。

出会ったきっかけは、happyちゃんのブログです。

引き寄せの法則についてご存知の方なら、一度はこの名前を目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

簡単に説明すると、自分の感情が現実創造の源であり、それをコントロールすることで人生は自分の思うように創造していくことができる、という考え方です。

 

その当時、お金の事、上手くいかない結婚生活、自分自身の心の問題などで人生に行き詰まり、半ば絶望して毎日憂鬱で生きていた私に、この世界観は希望を与えてくれました。

 

もともと私は高校生の頃から英語が大好きで、将来は多国籍な環境で働いてみたい!という夢がありました。

 

ですが、現実はなかなか思うようにいかず、夢を追うよりも将来の安定のために看護師の道に進むことを決めました。

 

看護学校を卒業し、間もなく結婚。

 

結婚生活は幸せな事もありましたが、夫の考えに従わなければ怒られたり無視されたりする生活の中で、次第に自分を押し殺して過ごすようになってしまいました。

 

結婚して間もなく仕事を辞めてしまった私。夫なしでの生活は経済的にも精神的にも考えられず、夫に逆らうという選択肢がありませんでした。その時は完全に夫のマインドコントロール下にあったと思います。

 

この生活から出たらどうやって生きていったらいいのかわからない。だから夫の機嫌を損ねないようにして、この家に置いてもらうしか私の居場所はないんだ、そんな風に思って生きていました。

 

そんな時に引き寄せの法則の考え方を知り、不自由な日常にフォーカスするのではなく、頭の中でどうなりたいのか想像力を膨らませ、希望にフォーカスしていくことを始めました。

 

日常についての不満について考え続けることは、「それが欲しい」と宇宙に宣言し続けていることになり、そのまま現実が固定されてしまう、ということを知ったからです。それまでの私はまさにそれで、思い通りにいかない事について考え続け、憂鬱になり、そしてその現実をまた体験する、という悪循環で何年も生きてきてしまっていたことに気が付きました。

 

新しい考え方を取り入れ始めてから、ずっと心の深い所に閉じ込めて、見ようとしてこなかった思いに気が付いてしまいました。

それは、「本当に心から愛する人から愛されて生きていきたい」という思いでした。

 

なんだそんなことか、と思われる方もいるかもしれません。でもその時の私にとって、その思いを受け入れるということは、夫との生活の終わりを意味し、夫がいなければどうやって生きていったらいいのかわからないと思い込んでいた私にとっては、夫との生活が無くなってしまうということは、路頭に迷うことを覚悟することでした。

 

それでも、気づいてしまった思いはもう押し込めることはできませんでした。

それからは、頭の中で、新しいパートナーとの生活を自由に想像するようになっていました。

 

  わくわくに従う

 

それと同時に、引き寄せの法則から学んだ「わくわくに従う」ということも実践するようになりました。

これは、目の前のわくわくすることに損得関係なく従っていくことが、願望達成の一番の近道である、という考え方です。

 

その時の私の最もわくわくすることが、英語を勉強することでした。

 

私はその時夫がとても厳しかったこともあり、数時間の外出すらままならない日々でした。

 

でも、オンラインで外国人の友達を作って会話の練習をするようになると、家の中にしかいることができなくても、広い世界を感じることができ、毎日に希望が持てるようになりました。

 

ずっと忘れて、無理だと思って諦めていた「多国籍な環境で働いてみたい!」という高校生の頃の夢を思い出すようになったのはこの頃です。

 

心が自由になり、「こうなったらいいな」という理想は抱けるようになったものの、理想とはかけ離れた現実。夫と離婚したらどうやって生活していいか不安でしかないし、海外で働けるだけのスキルやコネもない。どうやってその理想が現実になるのかなんて全く想像がつきませんでした。

 

それでも引き寄せの法則について学びつづけて実践し、心の中の理想を温め続け生活していました。

 

  バックパッカーとの出会い

 

そんな私に転機がやってきたのは、今から3年前のことでした。

 

ある語学学習サイトで英語を練習できる友達を探していたら、日本語を勉強しているアメリカ人の男性と出会いました。

最初は友達としてお互いに英語と日本語を勉強するために話をしていたのですが、やがてお互いに恋愛感情が芽生えるようになったのです。

 

その人は、世界各国を旅しているバックパッカーでした。

家で過ごすことが1日の大半を占める私の日常とは正反対の生活をしている彼の生き方に、人生の価値観が揺らぐほど影響を受けました。

 

ある日彼がいきなり「アメリカに遊びに来れば?」と私に言いました。

これまでの私だったら絶対に断っていたと思います。なぜかというと、夫は私が3時間以上外出するのを良く思わなかったから。

夫の機嫌を損ねる=自分の居場所を失う、という恐怖心で生活していた私にとっては、夫なしでは近所の外出が精一杯という日々を何年も送っていたからです。

 

でも、その時の私は違っていました。

「行きたい!」よりも「ずっと待っていたチャンスが来たから、掴まないといけない」という気持ちの方が強く、その直感に従ってみようと思ったのです。

 

大激怒されるのを覚悟で「アメリカに行きたい」ということと、ずっと心にしまっていた「離婚したい」ということを伝えました。

 

直感に従ってみると不思議なことに、夫を説得するための言葉を思いつき、一度はものすごい剣幕で怒られたものの、その後の話し合いは意外にもスムーズにいきました。

 

ただ私がずるかったのは、アメリカにいる彼のことは言わず、友達に会いに行くとだけ伝えたことです。

話し合いの中では、夫が息子の親権を取るということと、私が1週間後にアメリカから帰ってきたら、仕事先と引っ越しのための資金が貯まったら私が家から出ていくという事で合意しました。

 

なぜ私が息子の親権を取ろうとしなかったのか、最低の母親と思われても仕方がないかもしれません。

でもその時は、夫の息子に対する影響力が強すぎて私が入り込む余地がない、という状況で何年も生活していたため、私が息子を連れて2人で生活するという事が想像できませんでした。

 

短い間でしたが1週間のアメリカ旅行は素晴らしい体験でした。

約10年間の家庭生活で数時間の外出すらままならなかった私が初めて、自由を味わいました。

それは、何年も心に抱いてきた「心から愛する人から愛されて生きていきたい」という理想が現実になった瞬間でもありました。

 

  どん底を味わう

 

幸せな瞬間は長続きせず、アメリカから帰国した後は、過酷な生活の始まりでした。

夫にひょんなことから彼の事がばれてしまい、家から追い出されてしまったのです。

その後間もなく、お付き合いしていたアメリカ人の彼からは突然ふられてしまいました。

 

アメリカへ行くために貯金をはたいてしまった私は、なけなしの所持金で一番安いぼろアパートを借り、アルバイトをかけもちして生活するようになりました。

 

その時看護師免許を持ってはいましたが、看護師として働く勇気が持てず、看護師として働く選択はできませんでした。

生活するために必死で、昼間はカフェで、夜はスナックで働くようになりました。

疲れすぎてカップラーメンを食べながら眠ってしまったこともありました。

 

お金も無く、唯一の支えだった彼も去り、息子にも会わせてもらえない。

夫からは何度も責め立てるような脅迫めいたメッセージが届く。

辛すぎて、何度かこのまま死んでしまいたいと思うこともありました。

 

何もかも失くしてしまったような気がしていた私にとって、長年学んできた「引き寄せの法則」が心の支えになってくれました。

 

どんなに辛くても、引き寄せの法則を学び始めてから気づいた、「心から愛する人から愛されて生きる」、「多国籍な環境で働く」という心の底からの願いは私の中から消えることはありませんでした。それに、どんなに現実が理想とかけ離れていても、引き寄せの法則に従って行動すればかならずその理想は叶えられることを知っていたので、自分と向き合いながらできることを実践していきました。

 

辛い気持ちを少しでも楽にしたくて、書籍を読み漁る中で出会った考え方が、量子力学と空(くう)の視点です。

この考え方について詳しく知ることができたのはMACOさんの本やブログからです。

 

 

 

※以下素人の解釈です、ご了承ください

 

その考え方というのが、目に見えるものは全て素粒子で存在している、というものです。

実は私たちが願いを放った時点で素粒子は動き出しているのですが、この地球では時間が存在しているので、その素粒子が目に見えて形になるまでには、タイムラグがあります。

 

逆に言うと地球の外の時間が存在しない世界では、思ったり願ったりした瞬間に素粒子が形になるため、「シュークリームの事を考えると同時に目の前にシュークリームの存在を確認できる」みたいな事が起こります。

 

全ての願いは叶うと言われる所以はここにあるのですが、なぜ現実化しないかというと、そのタイムラグの間に「無理なんじゃないか」といったネガティブな考えによって、その願いがキャンセルされてしまうからです。

 

また、「空(くう)」の視点というのは、全ての創造は破壊から始まる、壊れた瞬間に次の創造が始まっている、という考え方です。

 

こう言うと、少し過激に聞こえるかもしれませんが、死があるから生がある、という考え方に近いのかなと思います。

この視点を私の当時の状況に当てはめると、パートナーと別れる=次のパートナーとの出会いの始まり、と捉えることができます。

 

この考え方を知ったおかげで、どんなに現実が理想とかけ離れていても諦めることはありませんでした。

その時の私が決意したことは、「私が心から描く理想の未来を、プロセスごと受け取る」ということです。

ほとんど家具も無いアパートの壁に、その言葉を書いた紙を貼って毎日眺めて過ごしました。

 

こうなると決めたら素粒子はもう現実化に向かって動き始めている。そこに向かう手段は勝手に宇宙から投げ込まれるので、私にできることは願いをキャンセルせず、淡々と思考を整えていくことだと思いました。

 

そこからどんな風に私の人生が好転していったのか、長くなったのでまた次回書こうと思います。

 

それではまた!