「人間」には感情があり振れ幅がある。

 

最近読んだ本に「AIが進化すると人間はAIに似てくる」という一節があった。

 

人から生まれたものだけど人工知能には感情はない。

与えられたデータをしっかりと学習して、経験値の分だけエラーを起こさないようになり

どんな状況にも対応できるように能力をあげていく。

一旦上がった能力は、ぶれることなく一定以上の質を維持していく。

 

それはまさに、仕事に求められる能力であり

親に求められる能力であり

子に求められることであり

総じていうと、社会生活に求められる能力。

 

だから、AIが進化すれば

確かに人はいつかAIを教師として

AIに似てくるのかもしれない。

 

かたや、人間らしさが求められるところってなんなのだろう。

 

今、子供達3人、それぞれに問題を抱えている。

最悪のケースを想定した場合それぞれに自立が難しいかもしれないから

3人をずっと面倒みていく覚悟で金銭プランをたてていくことも必要だと

とあるところで教えられた。

 

でも、申し訳ないけど、今はそんなことを考える余裕はない。。

夫の入院費用もあるし

若くもないし

キャリアも始まったばかりだし。

 

これから先の問題については

しばらくの間、直視しないできた。

逃避、ともいう。

今を乗り越えるのに精一杯で。

 

過去を分析したデータから出された未来が

光のないものだったら

一体何を力に生きていけるのだろう。


頑張っても頑張っても

もっと大変になっていくなら…

そう思ったら、これまで張り詰めてきたものがプツンと切れてしまいそうで

数日の間、呆然としてしまった、

 

でも、私は人間だから。

だから今は、分析も予測も一旦横に置いて

ただ信じて、前に進もうと思う。

子供達のことも自分のことも。


何の根拠もなくても

希望を捨てることなく

今できることを精一杯やって

一緒に今を乗り越えていこうと思う。


そこからきっと計算のできない奇跡が生まれていくと信じて。


どんなダメな時でも、信じて味方でいてくれる存在に限りなく救われている。

私も、子供達にとってそんな存在であり続けたい。


信じ、希望を持ち、それをエネルギーにできるのは人間であることの特権だと思うのです。


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もしも自信を失って
長すぎる夜があったら
思い出してね あなたは一人じゃないことを

あなたの味方でいるよ
あなたを愛しているよ
どんな時でもかけがえなく思い続けてるよ

 

 

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