夏に倒れた彼は

危ない状態を繰り返した急性期の病院からようやく転院ができました。

病状改善の「希望」は風に飛ばされた風船のように遠くなり

もうこれ以上、苦しい状態が続くことがこないよう

前妻の娘さんたちと一緒に改めて一つの決断をしました。

 

5か月目。

 

時間の経過と現実がじわじわと重みを増していく一方で

周りのベクトルは違う方向に動いていくことを感じてる。

 

人それぞれに色々な事情を抱えていて

大変なのはきっと誰だって一緒だから

いつまでも甘えることなく

元の軌道に戻していかなくてはいけない。

 

誰かの優しさに甘えて洗いざらい話してしまいたくもなるけれど

本音を話すことで、逆に苦しませてしまうことも

程度をわきまえなければただの迷惑になって関係が崩れることも知ったし

自分も、一旦口にしてしまったらその言葉に飲み込まれて

溺れてしまう気がして怖くて、話し方もわからなくなってしまった。

だからなんとなく文章にしてみたり。


子供と仕事が生きていく上での支えで

そこのバランスが崩れる時が一番つらいけど

がんばれがんばれ、がんばってるがんばってる

とイタイタしいし恥ずかしいけど

自分で鼓舞しながら日々を過ごしています。

 

最近学校を休みがちな長女が

「ママ、どん底に落ちたわね、って言われてたよ」

と。

 

子供たちもそれぞれに抱えているのだろうな、、と申し訳なく思うけど

かといってわかりやすい解決策がないのがもどかしい。

 

周りからの見た目はどん底でも。

子供たちはよく笑ってくれているし

意外と4人でちゃんと楽しい時間も過ごせてるとも思うのだけど、、、。

 

今が底なら、上がっていくしかない。