女は愛嬌とか言うけど私は愛嬌のない自分が好きなの。容易く触れさせたくないしずっと「訳の分からない女」でいたい。中学生の頃、私まだ痩せてて可愛かったから高嶺の花みたいになってて、違うクラスの男子が私を指差して「あの子可愛い」って言ってて。そういう気軽に可愛いって言えない遠回しな可愛いが私はずっと好き。私が触れた場所私が座った場所全部にバリア張って私が見えないようにしたい。私のことを直視する方法なんてこの世にないんだよ。強いて言えば文章、かな。だけど同級生に絶対私の文章は見せないし私の多数あるアカウントは知られないように蓋してるから私を知ってる人なんて私しかいない、いや、私すら私を直視出来たことはない。私って多分固体でこれ=私がなくてずっと気体みたいにユラユラどこかで生きてるの。見たいと思った時には消えていて、だけど貴方の目の前では固体になれていたな。私を知ってる人は貴方しかいない。そんな貴方すら私の知らない場所で息を吐いているけどね。私をフォローしたりいいねしてくれてる人は私の何が刺さったんだろうね。そんなの分からなくて良いか。世界には知らなくて良いことがあるって誰かに言われました。だから私は世界の知らなくて良いことに目を向けまくってたくさんの「知らなくて良い知識」だけを飲み込みました。味は不味かった。だから私は変わった、普通の女の子なんてやってられなくなった。日に日に地雷ラインは長くなるしアイシャドウは濃くなるけどそんな私を愛してる自分を嫌ってるよ。今貴方が私を思い出して私を迎えに来たら私何て言おう。素直に愛せる自信なんてないや。貴方の好きな私はとっくに私が殺しといたよ、後は貴方を、殺すだけ。ねぇ遅いよ私が必死に私を守って守りすぎてる間に貴方は何を捨てた?何を食べた?夜の公園で話そうよ昔を。過去なんて興味なかったけど貴方に合わせるくらい出来るよ。優しいから。貴方になら私に触れさせてあげる。ずっと触って握って愛してよ。そしたらほら壊れてあげるから。
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