令和5年12月22日〔金〕【第2523号〔本年第362号〕】

中嶋唯二先生(彫刻家)

　　見えない世界の「みえる化」ですか　！　すごい先生だ　！

　中嶋先生のおっしゃるとおり、コトバは　単に「コミュニケーションツール」では　　ない。　かき氷を食べて・・・頭、キーン　とか、ワサビ、鼻に　ツーン・・・・この、「キーン」　とか　「ツーン」　は、日本人同士なら共感できても、外国人にはたぶん伝わりにくい。中嶋先生のおっしゃるとおり。　今、「共感」と書いたけれど、漢語(・・・中国語)には「共感」の語はない。あっても、「同感」はある。　「同」の中に「共」は内包されてしまっている。。。

　　アカンアカン　　話、逸れた。戻る。

　　私は、「カタカムナ」の存在は、たぶん、40年以上前から知っている。でも、学習しようという気には　全くなっていなかったし、今もって皆目知らない。でもでも、中嶋先生の　ライングループに入れていただいたら、カタカムナ関連・・・先生から　ほとんど　洪水のように。。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

　　太陽からの恵みというのは、光と熱だけではなく、まだまだ未知の物質が降り注いでいるようです。　　　古代人の鋭い感覚だと、そういうモノをなんとなく感じでいたのでしょう。　　イノチの元のようなものがヒビいただけている、という実感があったようです。　　僕たち現代人はそういう感覚が鈍ってしまって、、生かされいるという実感がないですね。　　ヒルマの活動時間の背景に、アリガタシという感性がある人生と、ない人生では幸福度の違いも大きいですね。　来月はまた、初日の出を見る人たちで一杯になると思います。こういう風習が現代まで続いているという事は、カタカムナを根底で受け継いでいるとしかおもえません。初日の出を神様だと思っている人はいません。みんながそこにかんじているのは、アラタなヒ　であって、そのヒカリと、自分という一人のイノチ(イ)が繋がる(ハシワタシ)のを味わう、というスベですね。左半分が現象寄りというのが何となく感じられるのではないでしょうか。

　　神様と繋がるお祭りの日　　ハレの日は、、右半分の方(潜象)にソレています。
フ　という音はもちろん②を表しますが、ヒカリが降り注ぐとか降るとかの言葉にもなっています。空から降り注ぐお日様の恵みをたっぷりと実感するのは、太陽が天上に登って行く時間帯です。

　　フリとかフツとかいう言葉によってエネルギー供給のアリガタシを実感する、というわけです。　　上から下に影響を及ぼす音、というイメージは、フタ(蓋)とか、
フミ(踏み)とかフク(風が吹く)とかの言葉にもなっているようです。

　　ヒカリを受ける(ウ)という事で　ヒ➕ウ　で、、「フ」という音が出来た感じです。　言葉(ミコト)を紙の上に散布(フ)したものを　フミ(文)とも言いますね。

　　読み手(タマ)と書き手(タマ)とのフトタマのミ　　これをフミと読んだのかも知れません。　踏む　というと、踏み付けるみたいな、悪いイメージがしてしまいますが、　フミ　　という音の優しいヒビキは、女性の名前でもよく使われる優しい音感ですね。本来は地面を踏んで立つ、という行為は、周りに良い影響を与える行為として捉えられていたようです。自分がこの世に存在する事は、現代人が考える以上に
肯定的な事、だったのです。　自分が存在する事は、空に太陽が存在するのと同じほど、、アリガタシ　なのだ、と、、フミという音は表現しています。

　　こうしてお日様は頭上まで登り(フミ)、今度は西の空を下降(メクル)して行きます。ヨイ(宵)に向かうわけです。夜にムカって行きます。

　　イムとは　行む　という事で、西の空に消えて行こうとしますね。

　　ヒフミからヨイに変わる時、半円が反転(メクル)しています。この時、「ミ」は右を向いているのではなく、垂直に立って(タチ)います。

　　ヒフミヨイはヒルのヒ(太陽)の動きをこのように表しますが、それだけではありません。潜象界から「カ」が「タ」する過程を表しています。つまり、見えない世界からエネルギーが、現象化しようとしてクルクル、コロコロと変化して行く様子
も表していたのです。

　　5首で表されている世界は、数字のカウントや太陽の動きだけではなく、
潜象界からのカミ(神様じゃないですよ)の表れの過程(カタチサキ)を表現しています。　ヒフ　ミ　ヨイ　という具合に縦半分の半円がめくれて反転し、つまり、
マ、割りて、めくる。と表されるわけです。これは同時に、小円の左回転の巡りと
大円の立体回転も表しています。

　　次に、

ムナヤコトと続くわけですが、、今度は横半分の半円に、小円が巡って行きます。つまり今度は縦方向にメクルが起きるわけです。ムナヤまで移動して飽和状態の完成形に至り、、次の別世界(現象界)へ「コト」と入って行く。まるで中心に向かって縮小して行くような感じです。この過程はちょうど妊娠から出産までの胎児の成長
を見るような感じもします。

コト、で赤ちゃん(ヤヤコ)は生まれ出る。そして太陽の動きとしては、夜の動きです。目で追う事はできません。ムナヤの動きはムナ(胸の中)、つまり心で追うしかありません。　心とは、私のココ。身の中(ミナカ)の見えぬ中心(ヌシ)です。ヨ　という音は、おヒ様が夜(ヨ)の準備にかかるため、西の地平線に寄って行く、つまり下降を始める段階です。

　　あくまで直感的な見解ですが、、

　　古代人の感覚だと、夜明けから活動的に(楽しい労働)動き、午後からは仲間と喜び合い、団らんを楽しむ時間だったと思われます。ヨロコヒ、ヨロコフ、という言葉のヒヒキから、そのような光景が感じられます。

　　宵のウチ　という、何か心の余裕を感じる言葉に、石器時代から伝わる平和な生活の光景が見えて来るようです。　十五夜、満月の夜の翌日を　イザヨイ(十六夜)と言い、月が欠け始めて行くわけですが、、ピークの(ミ)の状態を過ぎて、ムナ(見えなくなる)の状態にムカう、という意味で、、いざ、ヨイ。なのですね。

　　労働時間が長くなって、暗くなるまで働く時代(有史以降)になると、本来午後の意味だった「ヨ」という時間帯は、暗くなってからになり、「宵」という時間帯も日没後になって行ったようです。　　暗くなっても働き続ける現代人は、、日付が変わる前あたりでも、「まだ宵のウチだ、飲もうぜ」なんていっているわけです。もうそんなに働かなくてもヨイのでは、、とご先祖様たちは思ってるかも知れませんね。

　　文章だけだと何を言っているのか、難しいと思います。声音符の図を描きながら読んでくださると、ナルホド！と感じていただけるモノがあると思います。

　ヒフミヨイという左回転の生命的なエネルギーから始まり、アウノスベシと言う右回転がそれに抵抗するように生まれます。　　シとレはお互い抵抗し合う反発の関係になっています。この正反のバランスによってカタチが生まれるわけです。

　　右回転の美しい螺旋形は、弱い左回転の力(アワ)と、強い右回転のチカラ(サヌキ)のバランスによって生まれます。訂正、(emoji)　弱い左回転のチカラ

　　漢字表記のカ　とカタカナ表記のチカラ、ややこしいです。

　「力」という漢字は、和製漢字なのでしょうか？詳しい方いたら教えてください。

　　カタカナのカと漢字のカが同じ姿だというのは、、思念や意味も重なるし、不思議な一致です。(何故)早速回答をいただきましたのでシェアします。

　　力は、ちから、つとめる、力をつくす、ぶやく=政府から人民に課せられる労働、しもべ、つわもの、ですが、国字という日本で作られた漢字もあります。国字では、りきむ、力の量を表す五人力や五馬力等がありますよ。😃
国字　つまり日本ではチカラの概念がエネルギーを表すのに対し、大陸文明圏では
社会階層の中から生まれた社会用語として使われている事がわかります。
日本語においては　チカラとしてのカ　　漢字としてのカ　　音としてのカ　すべてほぼ同じような意味合いになっているわけですね。日本語においては　カ　という音、コトバ、文字がいかに大切で根源的な存在か、がわかります。

１首ではマノスベシ　５首では　アウノスベシ　似たような言葉ですね。ノスベシという言葉は何を表しているのでしょう。スベと聞くと、、滑る　　全て　　術　統べ
総べ　などの言葉が出てきます。　すーっと〇〇へ行く。まるでスベリ台に乗って移動するように、、簡単に〇〇になれる、という感じでしょうか。「ノ」を横線で半分にワルと、、「ス」「へ」になります。お互いに180度のマワリの関係です。これが右回りなのか、左回りなのか？が問題なのですが、、クスベという言葉で見てみると、、右回りだという事がわかって来ます。

　仮名文字の「の」や「ノ」の姿を見ても、右回転の姿ですね。「の」と「スベ」の「示し」とは、右回転の美しい螺旋形の現れを示しています。カタカムナウタヒの螺旋形は、ノスヘシ　の形になっているわけです。

弱いアワのチカラと強いサヌキのチカラの、正反のバランスによって出来たカタチです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

　　以上、昨日・一昨日にライン入電した分の・・・たぶん、三分の一か　四分の一。　