「私の好きな人間=貫く人」で思い出して、

さっき北野武監督の「アキレスと亀」をチラ見した。

コノ映画は、賛否両論あるし、なんとなく否(ぴ)の方が

多いみたいだけど、私は結構好きです。


幼少期の刷り込みで自分が天才だと思い込んだ

(思い込まされた)ままの真知寿(マチス)。

(余談ですが、私の一番好きな画家はマティスです。)

彼の、幼少期、青年期、中年期を描いています。


~以下、ネタバレです~


一見自己中心的に芸術に没頭するマチスのように見えますが

画商に言われるがままに画風を変えてみたりする所を見ると、

自分の才能を世に知らしめたいというプライドだけではなく、

妻や子供を食べさせなければいけないとか、いうことを

一応考えてたのかな、と思ったりもします。


そう思って見ると、最後のシーンは、「俺も頑張って

画家として家族を養っていきたいと思ってたけど、

嫁には逃げられるし、娘には迷惑かけただけやったし、

芸術って一体なんやねん・・・俺はコノ空き缶に20万の

価値を感じるねん!」といったところに、

嫁が来て「私もこの空き缶には20万の価値があると思う。

あなたが私たちのためにも頑張ってくれてた事にも気付いた。

一緒に帰ろう」と、なったのかなぁと。


そうして、評価してくれる人間(妻)を得たと言う事は、

「芸術家として成功」した、という事なんでしょう。

ハッピーエンドやなぁ~


この映画は色んな捉え方が出来ると思いますが、

とりあえず、女目線でレビュー書いてみました。


ちなみに、奥さんと一緒に作品を作るシーンは、

どのシーンも大好きです。

「生と死の狭間」のシーンも、捕まっちゃって、結局別れの

発端になっちゃったけど、やっぱり笑っちゃいます。

私、こんな夫婦に憧れます。笑