ハーゲンダッツ(マカダミア)が美味しすぎて上機嫌なので
ウザイほど長くなると封印していた「私の好きな映画」の事を
勢いで書いちゃおうと思います。
明日死ぬ事になったら何に後悔するだろう・・・と考える度、
「大好きな映画の舞台に行ってないことだ」と、毎回答えが
変わらなかったので、昨年10月、思い切って行ってきました。
シチリア島にある小さな村「パラッツォ・アドリアーノ」です。
ココは私の大好きな映画「ニューシネマパラダイス」の舞台。
映画の中では「ジャンカルド村」と呼ばれている、
アノ映画館・パラダイス座があった場所です。
私はこの映画を、今まで何度観た事かわかりません。
繊細な演出が隅々に施されているので芸術作品として
末永く楽しめる上、時にはヤル気を奮い立たせるカンフル剤に、
そして人生に迷った時には、何かしらのヒントを与えてくれます。
・・・ついついセールストークをしてしまいました。
話を戻します。
シチリア・パレルモ空港に、ひとり降り立った私。
タクシー乗り場で行き先を告げると「アノ村は遠すぎる」と
断られる。が、しかし、そんな所で引き下がるわけにも
いかないので、運転手のオジサン達に囲まれながらも、
「どうしても行きたいね~ん!」とゴネ続ける事、数分。
なんとか交渉が成立し、憧れの地に辿り着く事ができました。
村では、映画のミュージアムに案内してもらったり、
現地の人に村中を車で走ってもらったり、
上の写真の自転車に乗らせてもらったり、
お土産にポスターを頂いたりと、至れり尽くせり、
一生ものの思い出を村の人達に作ってもらいました。
最後に「また来てね!」と言ってもらった時には、
私の涙腺が完全に壊れていた事・・・
想像するに容易いと思います。
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さて、私がこの映画をココまで愛する理由は何か。
長年自己分析を重ねた結果を無理やり要約するならば、
随所に表現されている「一途さ」や「普遍性」に
憧れているのからかもしれない、と思っています。
私が訪れたこの村は、まさに私の期待を裏切る事なく、
映画のまま、変わらない風景が広がっていました。
そして村の人たちもまた、愛に満ち溢れていました。
私の文才の無さにより安直な表現になってしまう事を
お許しください。そう、コノ映画は「永遠の愛」のかたまり。
友情、恋愛、家族愛、郷愁、映画(夢)に対する思い・・・!
それを象徴するシーンのひとつが、
アルフレードが村を出るトトに対して贈る言葉。
「自分のすることを愛せ。子供の頃、映写室を愛したように」
"
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もう一個載っけちゃお。
このシーンもまさに永遠を象徴していると思います。
有名な王女と兵士の寓話を語るシーンです。
「ある護衛の兵士が王女のあまりの美しさに恋に落ちた。
王女と兵士では身分が違いすぎる。それでも護衛は、
『あなたなしでは生きられない』と王女に告げた。
王女は 『100日間、昼も夜も私のバルコニーの下で
待っていてくれたら、あなたのものになります』と答えた。
兵士はバルコニーの下に飛んでいった。
それから10日30日50日・・・雨の日も風の日も、雪が降っても、
鳥が糞をしても、蜂が刺しても兵士は動かなかった。
90日が過ぎた頃には、兵士は干からび真っ白になっていた。
眼から涙が滴り落ちても、涙を押さえる力さえない。
眠る気力すらない。そんな兵士を王女はずっと見守っていた。
99日目の夜。兵士は立ちあがり、その場から立ち去った・・・」
トト「最後の日に?」
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さぁ。ネタバレにならない程度に、好きなシーンをいくつか。
コノ笑顔・・・子供の頃に見た夢、皆さんは叶いましたか?
私は叶っていません。笑 だからコノ映画に惹かれるのかも
しれません。アルフレードがトトに託したように。。
トトにとって、師匠であり、父であり、親友であったアルフレード。
この関係は、互いに愛が無ければ成立しません。
「アブラカタブラ・・・」映画の素晴らしさを教えるシーン。
歴史に残るラストシーン。この演技力には脱帽です。
・・・あかん。思い出し泣きや・・・(笑
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イタリア人は外に出ないと聞いた事があります。
それは決してイタリアが特別に恵まれた国という事ではなく
まさに「マンジャーレ・カンターレ・アモーレ」の人生観に
よるものだと感じました。
お腹が空けば豪快に食事をし、楽しい時は大声で歌い、そして
愛するものに沢山の情熱を注ぐ。トトが映画を愛したように・・・。
何処に暮らしていても、人間としてシンプルな事を
精一杯楽しむ、そんな人生を送りたいものです。
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まだコノ映画を見た事の無い方には、
劇場版(2時間くらいのやつ)を先に見る事を強く推奨します。
(完全版はぶっちゃけすぎてるので、その後に見てください)
(皆様にとってはどうでもイイ事と思いますが、私上の文章に
全く納得がいっていないので、日を改めて書き直します)



