第2期手術日が近づいてきた。

これで、直腸の痛みともおさらばできる。


入院日の5日前から休暇をもらい、

入院までの数日をゆっくり過ごすつもりでいた。


この頃には、食べる量も増えてきたし、

お野菜も食べる種類を増やしていった。

術後暫くはまた食事制限があると思い、

限定味ドーナツ🍩やら、パフェ等、甘いものを心ゆくまで食べておいた。


入院3日前。

いよいよかぁ〜と思うと落ち着かなくて、

入院荷造りを一通りしておいた。


その日の夕食は野菜炒め。

家族と同じ食事なので、食べられない食材は皿から除けている。


材料は豆苗、白菜、椎茸、もやし、豚肉。

豆苗と椎茸はできるだけ除けながら食べていたけど、混ざっているので全て避けるのは難しい。


食後、胃に違和感があったが、

寝て起きればスッキリしているだろうし、

なんなら朝ご飯を食べなければ更にスッキリするだろう…と、考えて就寝。


早朝5時頃、少々気持ち悪くて起きた。

吐いたら脱水になるから、その前に落ち着いてくれれば…

と思ったけど我慢できずにトイレにて嘔吐…

ストーマパウチの中身も全て廃棄して、

ストーマの様子を探る。


頭に浮かぶことは、

「腸閉塞」

の三文字。


朝になり、昼になり、

夕方まで飲まず食わずで定期的に嘔吐。

腹痛もあり、嘔吐物は胆汁のみ、脱水状態の気配ありだったので、諦めて救急車で病院へ。

念の為入院セットを持っていった。


このまま入院手術になるかなぁ。


救急車は付き添いで何度も乗ったことがあるが、自分が運ばれるのは初めて。

玄関からストレッチャーに乗って車まで運ばれた。

乗車のときに、近所のおばさまが心配そうに見てたので、手を振っておいた。


救急車は思ったよりも揺れて、乗り心地は悪かった。



ある日の出張めし。
稲庭うどん!!