本当って・・・・?
昨日、会社で「頑張ろう会」なるものが開催されました。
ま、みんなで飲んで食べて喋って、
これからの仕事への活力を養おうというものですがねw
ワタシは準備を担当していたため車に乗っていたので、ノンアルコールで通しましたが・・・・。
そこでちょっとした戦争が勃発。
ま~、アルコールが入って、日ごろの不満が爆発したんでしょう。
両方の言い分もわかるし、心情もわかる。
でも周りの人の意見も聞こうとせず、頑として自分の意見を譲らない2人を見ていて、
「お互いさまよね~。」と思ってしまった。
お互いに歩み寄る気持ちがなければ、いつまで経っても平行線のままよね。
本人たちはそれでもいいと思ってるのかもしれないけど、
それはなんとなく悲しいような気がする。
どちらか一方でも相手に歩み寄る気持ちが少しでもあれば、
相手も周りも変わっていくはずなのに・・・・・・。
でもワタシはそれよりも、ある人の本当の姿が見えた気がして、
そっちの方がショックだった。
その子はワタシの前ではある人のことを散々悪く言ってたクセに、
昨日その人がみんなの前で責められると、声を荒げてかばっていた。
ずっと「嫌いだ、苦手だ、意地悪だ」と言っていた別の人のことも、
「雲の上の人です! 尊敬してます!!」と豪語する。
ワタシから見えるその子はサバサバしてて、誰にでも優しくて親切で、
どんなことでも相手の立場に立って親身になって考えてくれる子。
仕事も一生懸命やるし、もちろん周りにも頼りにされている。
会社からも期待されている子だ。
でも、昨日のことで彼女のことがわからなくなった。
どっちが本当の彼女なんだろう?
ワタシはこのまま信用し続けてていいのか・・・・・?
人間ってわからない。 むずかしい・・・・・。
友達はワタシに「アンタは人を簡単に信じすぎる」というけれど、
人を疑わず、信用するのは危険なことなのかもしれないね。
でもそれはやっぱり・・・・・・悲しい。
どうすればいいのかな~。
と、ちょっとブルーで悲しい気持ちになった時、
次の店に行こうということになった。
それは会社の隣りにある小さな喫茶店。
夜はジャズバーに変わるらしい。
そこでジャズの生ライブが聴けるということで、みんなで移動した。
生ライブと言ってもピアノ、ベース、ヴォーカルだけのバンドだったんだけども、
そこでワタシは聴きたかった曲を3曲も聴くことができました。
「The Girl From Ipanema」
「Fly Me To The Moon」
「Desperado」
なんだかケンちゃんに肩をポンっと叩かれた気がした。 癒された。
ケンちゃんもひどい裏切りを受け、人を信用できない時期があったんだよね。
でも周りの人に助けられてきて、今の彼がいる。
人から受けた傷は、必ず人によって癒される。
うん、そうだ。 きっとそう。
ワタシは今回、裏切られたワケではない。
ただワタシの知らなかった彼女、気付かなかった彼女に出逢っただけ。
今までのように彼女を思うことはできないかもしれないけど、
それでも今までワタシが見てきた彼女も、本当の彼女に違いないはずだから・・・・・。
いくつになっても人との付き合いは、勉強だね。
でもこれからもワタシは、ワタシの心で感じたものを信じて生きていくんだろう。
不器用なワタシにはそれしかできないから・・・・・。
ね? それでいいよね、ケンちゃん??