スタンドバイミー | 空の行方☆

スタンドバイミー





週間予報では「雨」だったのに、今日は暑いくらいの晴天♪

そんな中、久しぶりにボーイスカウトの行事、「入隊上進式」に行ってまいりました。

ええ、今年また思いがけず、リーダーに復活です(苦笑;)。

子供たちは相も変わらずパワフル&フレンドリーで、

一年分、歳を重ねたワタシには少々ハードだったかなw

でもやっぱり・・・・・・可愛い♪

猫っ可愛がりしながら、怒鳴り散らしながら、一年間ヤツらと付き合うことにします(笑)。














えっと~、昨日の晩・・・・・ってか、今朝(?)、

壊れ王子の宿題に付き合ってたら(放っておいたらしないので、監視w)、

TVで「スタンドバイミー」という映画をやってました。






実はこの映画、昔々に観たことがあって、感覚としてはすごく好きだったんですが、

繰り返して観ることもなく、内容自体はすっかり忘れてたんですね。

で、数十年経った今、再び観てみてわかりました。

ワタシがこの映画を好きだった理由。







クリスがアーハオなんだよ(笑)。







え?? 意味がわかんない??

ごめんなさいw






えっと、この映画の主人公ってのは4人の少年たちなんだけど、

その一人がリバー・フェニックス演じるクリスっていう少年なの。

周りからは「札付きの不良」っていうレッテルを貼られてるんだけどね、

ホントは真っ直ぐな気持ちを持った前向きな少年。

で、4人の中に一人、お話を書くのが好きな男の子がいてね、

クリスはその子の才能をすごく高く買ってる。







「お前、将来は絶対にスゴイ小説家になれるから、

 自信持ってずっと書き続けろよ。」







みたいなことを言うのよ。

途中から見たから、詳しい背景とかは思い出せなかったんだけど、

どちらかと言えば子供らしい子供の3人とは違って、

一人だけ言う事成す事が全て大人びてるのね。

リーダー的存在で、いつも冷静な目で物事を判断するし、

仲間を励ますのも、大人びた口調でね~。

まるで同級生じゃなくて、お兄ちゃんみたいなのよ。






そのお話を書くのが好きな男の子・ゴーディは、

フットボールが上手で注目されてる優秀なお兄ちゃんがいるんだけども、

お父さんはゴーディには目もくれず、お兄ちゃんだけを可愛がる。

「パパは僕のことなんてなんとも思っちゃいないんだ!!」

と半ば諦めながらも父親の愛を渇望するゴーディに、クリスは、







「そんなことはないよ。

 お前の父さんはお前を愛していないワケじゃない。

 お前を理解していないだけなんだ。」







と慰める。







「俺がもし、お前の父さんだったら、職業訓練所になんて行かせない。

 天がお前に与えてくれた才能なんだから、絶対小説家になれよ!」







って・・・・・・・。

くぅ~~~~!! 泣かせませんか??

小学校を卒業したばかりの子供ですよ?!

普通、こんな台詞、吐けませんから!!

ってか、ウチの膨れ王子とおんなじ歳ですからっっ!!

(膨れ王子じゃ、絶対あり得ない・・・・・涙;)







でね、この4人の少年たちは中学に上がると、

友達もそれぞれ変わって疎遠になっていくんだけど、

ゴーディは大人になった時、彼の言葉のとおりにすごい小説家になるの。

きっとクリスの言葉が彼に自信をくれたんだね。







親にも認めてもらえなかった才能を、友達が認めてくれた。

子供にとって認めてもらえることって、

それが自分とおんなじ歳の子供であっても、誰であっても大切なんだよね~。







話が逸れちゃった・・・・・(滝汗;)。







で、コレを観てて思ったんだよ。

あ~、クリスってアーハオみたいだなって。

友達の才能を羨むことなく、ちゃんと背中を押してあげられる素直な心の持ち主だなって。






この間の放送でシューラーがアーハオに言ったじゃない。







「気付いたんだよ、お前がいれば安心だって。」







そう。

こんな友達が傍にいてくれれば、すっごく安心だよね。

自分でも気付いてないホントの自分をちゃんとわかってくれて、

時には手を引いてくれたり、背中を押してくれる。

ただそれだけでいいんだよね。

自分をわかってくれて、認めてくれて、導いてくれる友達。






ワタシはそんな友達が傍にいただろうか?

今の姫や王子たちには、そんな友達がいてくれてるんだろうか?






ふとそんなこと思ってみたりしてね・・・。







まぁ、皆さんもよかったら観てみて下さいマセ。

観てらっしゃらない方はもちろん、

一度観た方でも、年月を経た今、もう一度観てみれば、

あの時に見えなかったものが見えたり、

あの時にはわからなかったものがわかると思います。

誰でも持ってる幼い日の記憶を蘇らせてくれるかもしれませんね。








     





余談ですが、4人のうちの一人であるバーン(↑一番下)っていう男の子が、

ウチの膨れ王子にソックリなのっっ(爆)!!

見た目の膨れ具合とか、動作もさることながら、

仲間がみんな背伸びしたい年頃なのに対して、

全然大人ぶらずマイペースで子供っぽいところとか、

超ビビリなところとか、KYなところだとか・・・・・・。

放映中、何度「可愛いぃ~~!!」と言いながら大爆笑したことか・・・・w

まぁ、もしこの映画を観る機会がありましたら、

「あぁ、yao家の末っ子ってこんな感じなのね」と思いながら観て頂ければ、

より一層面白みも増すと思います。 いや、面白かないか(苦笑;)。






ホントはケンちゃんが「Stand by me」を歌ってる動画を貼り付けたかったんだけど、

どんだけ探しても見つからなかったのよね~(涙;)。

ケンちゃんの歌う「Stand by me」好きなのに・・・・・・・。