帰り道の風のように・・・。 | 空の行方☆

帰り道の風のように・・・。




一昨日の暖かさが嘘のように、

いきなり寒さが押し寄せてきた今日、↓ 行ってまいりました。








     






実はワタシ、姫がまだ赤ん坊だった頃、彼らにハマってたんですよね~。

今のスーと同じように毎日毎日飽きもせず、ライヴビデオを観まくり、CDを聴きまくってたw

だから姫の子守唄は彼らの歌。






その事を知っていた某天迷さん(笑)が、わざわざ誘って下さったんです。

で、ウチのダンナどんもワタシ同様当時ハマってらしたので、

二人して行かせてもらったというワケ。






えっっ? 感想??

うぅ~~ん・・・・・。







なんだか、昔付き合ってた彼に数年ぶりにバッタリ出会った気分w







コンサートが始まっての第一声、

「帰り道の~風のよぉ~~に~~♪」ってとこなんて、鳥肌が立っちゃうくらい感動!!

声フェチのワタシが愛してやまなかったあの声が、今もまだ健在なんだ~ってちょっとウルウル(涙;)。






でもさ、確信しちゃったんだよね~。






今のワタシは、やっぱりスーたちなんだな~って・・・。






別に嫌いになって別れたわけではなく、

なんとなく自然消滅した彼と数年ぶりに会ったら、きっとこんな感じなんじゃないかな~?






ワタシは彼の創り出す、ちょっと難解にも思える詩の世界が大好きだった。

彼の歌を、まるでジグゾーパズルを組み立てるように、クロスワードを解くように、

自分の中で何度も何度も反芻して消化していくのが好きだった。

聴いてスグにわかるようなストレートな言い回しではなく、

彼の心のひだから溢れ出してくる、複雑で繊細な表現から創り出される詩の世界が大好きだったの。






それがいつからか、あまりにも繊細過ぎて、

ワタシには解読できなくなっていったのね~。

消化不良なまま過ぎることが多くなって・・・・・だんだん聴かなくなっていった。

きっとワタシも若かったんだねw






でも、今日久しぶりに聴いたら、

なんとなく今だったらわかるかも・・・って気もしてきてね。






あの頃、ワタシはアナタのそんなところを理解してあげられなかったんだよねって感じ。

ちゃんと理解してあげることができれてれば、今でもワタシはアナタの傍にいたのに・・・ってw






本質的には変わってない姿を見て、

「あ~、ワタシはこんなところ、大好きだったな~」って思い出したりしてねw






年月を経てずっとイイ男になったね~ってw

きっとワタシが離れた後、いい恋愛をしたんでしょう。

そんなワタシの知らない彼の時間がちょっぴり悔しくって、

でもその事実に、胸が苦しくなるほどは切なくなりきれなくて・・・・・。






アナタがアナタの道をちゃんと歩いててくれてよかった。

ワタシもちゃんとワタシの道を歩いてるよ。

今、大好きな人がいるの。 とってもステキな人なんだよ。

頑固なほどに自分を持ってるところはアナタに似てるかもね~w






ってさ(笑)。

ホントに「昔の恋人にバッタリ出会った気分」ってのがピッタリなんだよ~w
なんだか照れくさかったりしたしね(苦笑;)。






この二人はね、本当に仲がいいの。

ワタシはステージ上で二人が楽しそうにお話してるのを見るのが大好きだった。

それは十数年経った今でも全然変わってなくて、嬉しかったな~♪






でもね、そんな二人を見ながら考えてたことは、

「スーたちもこんな風に、20年も30年も仲良く一緒にいてくれたらな~♪」

だったんだよ~(笑)。

ダメだね、今のワタシはどこ突っついても「スー」しか出てこなくてさw






でも、やっぱりいいものはいいです♪

二人の個別の歌声もさることながら、ハーモニーが素晴らしいっ!!

大きな会場にバーンと響き渡る声。

波のように揺れるビブラート。

スーにゾッコンな今でも充分に心揺すぶられるコンサートでした♪






因みにウチのダンナどんは感激しっぱなしで、

帰り道でも「よかった~♪ ホンマによかった~♪」と夢見心地なご様子(笑)。

この様子なら、また彼らへの思いが再燃焼しそうな勢いですw






帰り道はワタシも彼らの歌声に抱かれて帰ることができました。

誘って下さった迷友さま、ホントにありがとう!!









     





          帰り道の風のように、君を抱いてゆこう~♪