結婚記念日☆ | 空の行方☆

結婚記念日☆




すっかり秋らしい日が続いております。

金木犀の香りが鼻をかすめるたび、

なんだか懐かしいような、切ないような気持ちになってしまう今日この頃。

毎年の話なんですが、やっぱり秋が来ると胸にキュっとした痛みを感じてしまう yaoyaoです。








さて~、昨日10月13日は我が夫婦の結婚記念日でございました。

ちょうど丸19年。 今日から20年目に突入です。

yao家マニアなお方のために(← そんなのあるのか?爆)、

昨日の我が家をちょっとだけご紹介しましょう♪






まずは前日、12日の夕食からそれは始まりました。




Y: 「あ~そ~いや、明日、結婚記念日やったな。」


D: 「・・・・・・・・・。」


Y: 「ん? なに??」


D: 「いや・・・・・今年は覚えとってんな~と思って(苦笑;)」




そ~なんです。 

ダンナさまが結婚記念日を忘れていて、奥さまの逆鱗に触れる話は数々あるようですが、

我が家はまったく正反対w

ま、結婚記念日だけに限らず、誕生日なんかもそうでして・・・・・・。

いつも10月13日の朝は、ダンナさまの言葉の謎解きから始まります。





D: 「いや~、○年間、ありがとう。 よぉここまで持ったよな~♪」 

   (↑ 時にはガシっとハグか握手付きw)


Y: 「・・・・・・・・・??」


D: 「・・・・・・(汗;)。 お前・・・・ひょっとして、忘れて・・・・・?」


Y: 「ううん、忘れてないよ~。 忘れてるはずないやんか~(滝汗;)」

   (↑ さりげなくカレンダーなどを見て、日付を確認する yaoさん。)


D: 「いやっ! 忘れてたやろ!! 最低や~! 忘れるか、普通っっ(怒)?!」


Y: 「だから~、忘れてないってばw で、今晩何食べたい??(滝汗;)」






ってな感じですw

記念日だっつぅ~に、朝からダンナどんのご機嫌を損ねてしまう yaoさん。

ってか、ウチのダンナどんはワタシよりも乙女チックなのよね~。

記念日好きと言おうか、イベント好きと言おうか・・・・・(苦笑;)。





というワケで、今年はワタシから言い出した(それも前日に)ので、

彼もおったまげたようですw




で、夕食も終わり、子供たちが自分の部屋に引っ込んだ後、ダンナどんと相談。





D: 「また覚えてなかったら腹立つから、今年は仕事行ってからメールで送ろうと思っててん。」

   (いや・・・・・・それでもメールくれるんっすか・・・・汗;)


Y: 「いっつも覚えてるっつ~に(汗;)。 今年はさ~、家族でカラオケにでも行くか~。」


D: 「なんでまたカラオケやねん?」


Y: 「いや~、チビたちがこの間から家族でカラオケ行こうってうるさいから・・・。」


D: 「へぇ~。」


Y: 「ヤツらも変わってるよな~。 あの歳で家族で遊びに行きたいなんて・・・。」


D: 「そ~やな~。 普通はもう親と一緒に動きたない歳やでな。」


Y: 「うん。 だからたまにはヤツらにも付き合ったらなあかんかな~と思って。」


D: 「別にえ~ぞ。」


Y: 「じゃ、そういうことにしよかw」






次の日の朝、バイトに出かける姫を捕まえて訊きました。




Y: 「アンタ、今日何時に帰って来るん?」


H: 「いや、わからん。 なんで?」


Y: 「バイト何時まで?」


H: 「バイトが終わるんは早いけど・・・・・その後、友達と会うかもしれへんねん。

    その友達ってな~、最近バイトに来てなくってな~・・・・。」


Y: 「ストップ、ストップっ!! 誰もそんな話聞いてへん。

   何時に帰って来るんかって訊いてるだけや。」


H: 「いや、だから~・・・(汗;)。 なんかあるん? どっか行くん??」


Y: 「それは言われへん。」


H: 「え~~?! なに? 教えてよぉ~!」


Y: 「いや、それだけは教えられへん。 参加せぇ~へんヤツには絶対言われへん。」


H: 「なに? いやん、教えて~や~! 

    わかった、帰って来るから! 終わったら速攻帰って来る!! で、どこ行くん??」


Y: 「わかった。 じゃ~早く帰っておいでや。 遅かったらおいて行くからな!」


H: 「うんうん、わかった。 すぐ帰って来る!!

    だから、どこ行くか教えて~や~。」


Y: 「アンタがずっと行きたいって言うてたところ。」


H: 「カラオケっっ?! ヤッタぁ~~~~!!」


Y: 「なんじゃ、そりゃw」






カラオケ屋でバイトしてるんだから、いくらでも友達と行ってるだろうに、

家族と行くのがなんでそんなに嬉しいかね~(苦笑;)。





で、お昼近くになって起きてきた壊れ王子にもそれを伝えると・・・・・。




K: 「うっそ~?! ヤッタ~~!!」


Y: 「・・・・・・アンタも嬉しいん?」


K: 「うん、嬉しいよ。 なんで?」


Y: 「なんでって・・・・。 だって、カラオケやったら友達と行く方が面白いんちゃうん?」


K: 「友達とはビリヤードとかボーリング行くんが面白いねん。」


Y: 「ふぅ~ん。 カラオケは違うん?」


K: 「うん。」


Y: 「・・・・・・・・・・。」







何を基準に考えたらそ~なるのか・・・・・?

相変わらず読めねぇ~ヤツだ(滝汗;)。





膨れ王子にいたっては、何を言ったって小学生。

どこに行くんだって、誰と行くんだって嬉しいようですw












ダンナどんも仕事から帰ってきて、夕食の時間。

子供たちはもう既にハイテンション。

いつもならダラダラと時間をかけてするご飯の用意も、

この日ばかりは何も言わずとも、自分たちで役割分担を決めて超特急で済ませてました。





このコンビネーションをいつも見せてくれ・・・・ボソ。





そしてご飯が終わるや否や、





「何時から行くん?」


「どこのカラオケ行くん?」


「予約はとったん?」





カラオケ屋にバイトする姫が仕切って、車で15分ほどのカラオケ屋に予約を入れる。

早いっ!! こんな時の仕事は早いっっ!!





カラオケ屋に向かう車の中はうるさいくらい騒ぎまくるチビたち。





「こうやって家族で遊びに行くなんて、どれくらいぶりやろぉ~~♪♪」





誰の記念日かわかってんだろ~な・・・・(汗;)??











久しぶりのチビたちとのカラオケ。

どの子もずいぶん成長しておりました。




姫・・・・・・・・・・・・コレは我が子だから言うワケじゃないけど、上手いっっ!!

           どんだけ授業料(カラオケ代)払ってんねん?ってくらい上手い。

           マイクの持ち方なんか、親が引いてしまうくらい(爆)。



壊れ王子・・・・・・音痴なんっす。 誰の子かと思うくらいw

           でも以前一緒に行った時にはリズム感もなかったんで、ちょっとは成長?

           もっと腹筋つけて、腹の底から声を出して下さいマセ。



膨れ王子・・・・・・声変わりもしてない彼。 可愛かった~♪

           目を瞑って聞いてると、まるで女の子が歌ってるみたいですw

          音感はそんなに悪くないとは思うんだけど、コイツも腹筋鍛えねば・・・。







姉弟で楽しそうに歌ったり喋ったりしてるのを眺めてた yaoさん。

19年前には、こんな風に過ごしてるなんて想像もつかなかったな~。

よそ様のお母さんほど「子供たちのために!!」と考えずにココまで来た母だけど、

知らない間に子供たちはスクスクと育ってた。

あ~、ワタシって楽して幸せ~~(笑)。





終わりの時間が来て、部屋を出ようとした家族みんなを呼び止めた yaoさん。





Y: 「ちょっと待って! こんな機会滅多にないから言っときます。」





目が点になるダンナどんとチビたち。





Y: 「19年前の今日、お父さんとお母さんは結婚しました。

    アンタ、何歳??」


H: 「ワタシ? 18歳。」


Y: 「そう、18年。 アンタは?」


K: 「13歳。」


Y: 「うん、13年やな。 キミは~?」


F: 「11さぁ~~い!!」


Y: 「そうやな~、11年。

   それだけの間、家族として一緒に過ごしてきたな~。

   ようこそ、yao家へ。 ようこそ、お父さんとお母さんの元へ♪

   あと何年一緒に過ごせるかわからん。 けど、ずっとこれからも家族や。

   アンタたちもこれからいろんなことがあると思うけど、

   お父さんもお母さんも、できるだけ力になりたいと思ってる。

   家族やから、いろんなことを言い合っていきたいねん。

   お母さんは賢くないしバカなことばっか言うてるけど、

   なんかあったら絶対に味方になるから、なんでも言うてな。 一緒に考えよう。

   そして、大そうではなくてもいっつも笑ってる家族でいたいねん。

   それにはアンタたちの協力が必要やから、

   どうかこれからもご協力のほど、よろしくお願いします。 以上っ! 解散っっ!!」


D: 「なんじゃ、そりゃ・・・w 結局、〆はお前かい(笑)。」







そんなこんなで、ワタシたちの19回目の結婚記念日が終わりました。

プレゼントもご馳走も、なんもない記念日だったけど、

ワタシにとっては忘れられない記念日。





ダンナどんと生きてきた19年間。

19年前を振り返ってみて、今、確かに言えること。

それは・・・・・・。





ワタシは19年前より、もっともっと幸せだってこと。





19年前にはいなかったチビたちがいて、

19年前と変わらずにワタシを思ってくれるダンナどんがいて、

そんなワタシたちを暖かく見守ってくれる人たちがいて・・・・・・。





ホントに幸せだな~。





さて、今日から20年目に突入。

この一年、どんな yao家珍話が生まれることでしょう(笑)?





また何か珍事件が起こりましたら、お知らせしましょうかね~w