「クリッパーズ小應がチェアマン大鈞に喧嘩を売る!」Apple Daily りんご日報最新記事 | たにあTANYAのブログ

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2019.5.27.Mon.蘋果日報(葉婉如記者/台北)

 
 
昨日、小應シャオイン(應蔚民イン・ウェイミン)に関する新しい記事が「蘋果日報」に載りましたので、
慌てて翻訳してみました。
誤訳等、多々あるかと思います。ご指摘いただけましたら幸いです。
 
※ Gさんの助言により、訳し切れていなかった部分を補足致しました。Gさん、ありがとうございました。
(2019.6.5.Wed.)
 
 
Photo : 小應fb
 
「クリッパーズ」の小應が、「チェアマン」の大鈞に喧嘩を売る !
 
クリッパーズの小應シャオイン(應蔚民インウェイミン)は、公視(台湾公共テレビ)のドラマ「生死接線員・コーディネーター」で肝臓ガン患者を演じた。痩せ衰え、まるで別人の様で、真に迫るものがあった。彼は申し訳なさそうに笑いながら「中学生の時に貧血で虚弱体質だったんです。その頃の、寝汗をかいて目を見開いていた事を思い出し、演技に活かしました。」
 
元、夾子電動大樂隊(クリッパーズ・バンド)の小應は、個性的で才能豊かであり、テレビ・映画界の異色の存在である。時折ひときわ人々を惹きつける輝きを見せる。近頃では、音楽創作活動に精力的に取り組んでおり数々の作品を生み出しているが、彼の最も大きな夢は、銀幕の主演俳優となる事である。
 
率直で、はっきりとものを言う小應は、最近インターネット上で董事長樂團チェアマンの大鈞に戦いを挑んだ。音楽国際交流協会が製作した台湾バンド年代史の一連の動画は、全くの金の無駄使いだ、と言った。「閲覧率が高くないどころか、誰も見ていないよ。」ネット上で見ているのはせいぜい数百人で、政府は、全く意味のない事に金を使っている。文創とマーケティングを全く考えていない。動画の内容の、年代的に早く立ち上がったバンドの方が優秀だ、という考え方は間違いであり、歴史の教科書より封建的で、時代遅れ以外の何者でもない、と。小應は大きく手を振って反対した。そして特に、一連の特別編集動画について批判した。
 
小應は言う。「音楽業界と業界人の苦楽について広く知らしめるのは良い事だけれど、年長者を敬わなければ行けない というのは違いますよ。」草東沒有派對ノーパーティフォーツァオドンの「爛泥」の歌詞にこうある。「僕が言いたいことは、先輩たちがもう言ってしまった。僕が作りたかったものは、金持ちがもう作ってしまった。」新しい世代はどうしようもない。小應はフェイスブックでアンケートを行った。「ロックとセックスとドラッグ史」それとも「ロック年代史」、どちらを見たいか、と。小應の母親は彼に電話して言った。「面倒を起こさないでちょうだい。」小應は仕方なさそうに言った。「もし個人の意見を堂々と言えないなら、それは現代人として相応しい態度とは言えないですよ。」