ワークブーツのソール交換を初めてしてみました。古いソールを引っぺがすのがこんなにたいへんとは思いませんでした。電熱器で温めてなんとか剥がせましたが、冷めたままでは剥がすことなんて100%無理だと思いました。逆に言うと一旦ソールを貼り付けたら剥がれる心配なんてしなくて良いと言うことですね。


対象はこれ。セダークレストのワークブーツです。ビブラムソールに交換するほどのモノでもないのですが、練習のつもりでやってみました。



なんとかソールを剥がした靴底です。これでもう八割は終わった感があります。それぐらいたいへんでした。ミッドソールの上に残っているのは元の接着剤なのでしょうか。そうするとダイヤボンドとは違うタイプの接着剤を使って貼り合わせてたのですかね。

これを綺麗にヤスリがけしていきます。手でやる根気はありません。機械を使います。





もうこれぐらいにしといたろか!と思いました。完全に綺麗にミッドソールだけになってはいませんが、縫い目の糸が切れるのもイヤだし、また、剥がれる心配なんてないと先程思ったのでそうします。つまりは、この作業もけっこう手間でした。ソール剥がしで八割は終わっていませんでした。


接着剤をミッドソール側と新しいアウトソール(ビブラム4014)に塗ります。(ここから楽しくなってきました。)


ビブラムソール側。靴底と合わせて線引いてはみ出る部分には接着剤を塗りません。

何度も言っていますが、要するに自転車のタイヤ、チューブラーを貼るのと同じ要領です。今どきチューブラーを接着剤で貼り付ける自転車海苔なんていないでしょうかね。要するに古い自転車海苔です。

ミッドソールと新しいアウトソールを接着剤で貼り付けるのではなく、ミッドソールに塗った接着剤の層とアウトソールに塗った接着剤の層とをくっ付けるのです。

従って、塗るのは一回だけではなく一回目のを乾かしてから再度また層になるぐらい厚めに両方に塗ります。そうして、また20分ぐらい乾くのを待って貼り付けます。貼り付けたらクランプやクリップを使って挟みます。




こういう大きなクランプ(百均の)が10数個あれば良いのですが、数がない場合も大丈夫。とにかく一度圧着すればイイので、締め上げて少し待って別の場所に移ってもOKです。何時間も固定する必要はありません。ただしコバがしっかり挟めるだけの広さがないのでうまく挟めない場合は、大きめに貼ったソールのはみ出た部分にナットを置いてコバとツライチにして挟みます。

こんな感じ。見えにくいかな。


こんな感じ。ナットがいがんでますけど。

完全にくっ付いたらカッターではみ出たソールを荒く削ります。



これをまたヤスリがけします。
つづく。


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