近所にポットで紅茶を出してくれるお店が2軒ある(今のところ2軒知ってる)と言いましたが、その2軒とも行って驚いたことがあります。
 
 どちらもポットに茶葉は入っていないのです。つまり客に出す時点では別のポットに移しているのです。私が家の外で紅茶を飲むようになって30有余年、ポットに茶葉が入っていなかったのは六本木ヒルズの中のアフタヌーンティーで飲んだ時だけでした。もちろんポットじゃなくカップのところもあるし、また2人で1万円ぐらいするアフタヌーンティでティバッグだったこともありますが、ポットなのに茶葉が入っていなかったというのはこれまで一回だけでした。
 

 

 

 

 
 
 
 ところがこの一週間程の短い期間で2回もあったのです。驚いたので家から最も近い紅茶屋さんでは訊いてみました。すると、現在世間ではポットに茶葉が入っているかいないかは半々だそうです。(そのヒト調べ。)で、その店主は自分が時間が経って渋味が出た紅茶が嫌いなので別のポットに移しているとのことでした。
 
     で、私が考える茶葉入り茶葉なしのそれぞれメリットとデメリット。

茶葉入り
<メリット>
味の違いを楽しめる(最初はストレートで、濃くなればミルクで)
蓋を開けて覗いたときに茶葉が見えるのが嬉しい
 
<デメリット>
渋くなりすぎる(私はそうは思いませんが)
 
 
茶葉なし
<メリット>
味が一定(バラツキはない)
 
<デメリット>
(両方のポットを温めていたとしても)移す時に多少冷めるよね
蓋を開けたときのがっかり感が半端ない
カップで出るのとの違いは量だけ?感がある
 
     と、言うことで、私としてはやはりポットの中に茶葉が入っていて欲しい。お茶もコーヒーも基本的にどんなに濃くても濃すぎることはない派なので、ポットの中で時間が経っても私は気になりません。それに5杯ぐらい取れるようなポットならまだしも、2杯ぐらいしか入っていないことがほとんどなので、それなら何十分も経つことはなく濃く出すぎることもそんなにないかと思います。濃くなってもミルクを入れればそれはそれで美味しいお茶になります。また差し湯という手もあります。私はほとんどしたことはありませんが。


 
 昨日上本町にて時間調整でたまたま入った店の祁門紅茶。もちろんポットに茶葉ありでした。
 この写真からはポットの大きさが小さく見えるのですが、カップ3杯分ありました。


 
 
     ところで、先日買った小さい方の宝瓶で白毫銀針を淹れてみました。80度ぐらいのお湯でしたが熱すぎて素手では持てませんでした。やはりこの大きさで満タン入れると素手では持てないようです。


 


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