筋トレのメリットとデメリットについて書いてみます。けっこうネットでも同様の記事はあります。

メリットについては身体的なモノと精神的なモノがありますが、基本的には身体が変わるということに尽きます。意図的にカラダをデザインするのが目的なので、少しずつでも自分の理想に近づけることができるのがメリットです。それによって自信が付くということをいうヒトもいますがそれはまた別のことだと思います。

モテるようになると言うヒトもいます。でも、ヒトの好みというのはホントにそれぞれです。スラッと細いのが好きなヒトもいれば細マッチョ好き、ゴリマッチョ好きもいるし、アンコ型が好きなヒトもいるし、少しポッチャリが好きなヒトもいます。




私がポッチャリしてたころにダイエットしようとしたら、止めようとする抵抗勢力が少なからずいました。何の利害関係も恋愛関係にもないのに止めるのです。それぐらいが(そのヒトの好みとしては)ちょうどイイ、という理由です。

また体脂肪率を限りなく落とそうと躍起になっていたころは、ジムのプールで20代の女の子に


「ボクサーですよね? 私はボクシングが大好きなんです。ちょっと担いで良いですか?  ウェルター級ですね。」って私の足許に屈み込んで膝辺りに手を回して肩で持ち上げて体重を当てられたことがあります。あのヒトはかなり異常でしたがホントにヒトの好みはそれぞれだと思いました。

なので、マッチョだからモテるということはなくて、むしろ一番好きな層が多いのは、スラッとして背が高くしなやかな身体つきだと思います。だからモテるのが目的なら狙うのはそこなのですが、そこはトレーニングやダイエットでは如何ともし難いというのであります。

ただし、これだけ筋トレブームでも実際に身近かにはマッチョのヒトって少ないのです。職場でも殆どいません。ゴリマッチョは皆無です。それを考えるとニッチなマーケットを狙うのは確かに有りかも知れません。


一方デメリットの方ですが、時間と労力を使うことや、食事やジム代のお金がかかることなども有りますが、私が一番思うのは身体が硬くなるところです。けっこうネットではこれは否定されています。筋トレをした方が筋肉の柔軟性は保たれるなどという記事が多いです。

しかしながらこれは勘違いです。わざと言っているのかも知れませんが、身体が硬いというのは筋肉が硬いという意味ではありません。稼働範囲が狭いということです。一般的に身体が硬いといえば前後屈ができないとか、脚が上がらないとかいうことですが、筋トレで硬くなるという場合にはズバリ、背中です。

背中が掻けなくなります。だからマッチョはみんな孫の手が必需品です(ウソ)。自分で触れる背中の範囲は筋肉量の増加に比例して狭くなっていきます。これは当然のことです。下記のような動画があちこちにあります。


これはもちろん筋肉が硬いのではなく、筋肉が邪魔になって腕の稼働範囲が狭くなっているのです。別に実害は無さそうに思えますが、実はあります。

まずは、服の脱ぎ着がしにくくなります。マッチョはピチッとしたティシャツが脱げません。ティシャツを脱ぐには手をクロスさせて脱ぐしかありません。したがって女性が脱いだみたいにシャツが裏返しになります。だからマッチョは2サイズぐらい大きめのティシャツか脇が大きく空いたタンクトップを愛用します。

また経済的な損失もあります。上着を着るときにも袖を通すのがやりにくい。四十肩や五十肩の時などはその苦しみが倍になります。

リュックがけっこう困るのです。先に右、あとからストラップに通す方の腕が私の場合は左になるのですが、左腕がストラップに引っ掛かるのです。急ぐときに限って腕時計と干渉します。生来のせっかちなので無理矢理力ずくで通そうとして過去Gショックの外殻を2つ壊したことがあります。これが経済的な損失です。

まあ、逆に言うとデメリットはこれぐらいしかありません。


筋トレしましょう。





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