中国茶というのは堅苦しいモノではなく本来個人で自由に好き勝手に楽しんだら良いモノだとよく言われていてネットでもそう書かれているのをよく見ますが、そんなことを言っている本人がけっこうハードルを上げているケースが多いと思います。 

 

     ホントに私が上海に留学した1993年頃には中国人はよくお茶を飲んでいました。もちろん白湯を飲んでいるヒトも多かった(なぜか中国人は白湯を飲む)けど、お茶を飲むヒトは四六時中お茶を飲んでいました。日本人留学生もお茶を飲んでいました。

 

    でも、台湾ではあまり周りの日本人が中国茶を飲んでいなかったように思います。一緒に仕事をしていた同僚達も飲んでいませんでした。たぶん、上海辺りは緑茶を飲む地域でしかも、下のように葉っぱをコップや蓋付きのマグに入れてそのままお湯を注ぐという飲み方がフツーでとても手軽だったからだと思います。

 

    当時でも南の方で流行っていた工夫茶というのはちょっとハードルが高かったと思いますが、普段飲みの緑茶は手軽だったので良かったと思います。こういう飲み方から中国茶の沼に入って行った日本人も多いかと思います。

 

     という意味では台湾で茶飲むのんには(カンテデ   チャノムノンスキー思い出した)やはり何かきっかけが必要になって来るのでしょうね。2年ぐらい一緒に仕事をした日本人もみな中国茶を飲むようにはならなかったみたいなので。

 

 
 

 
 
    しかし、現在の中国は知りませんが、台湾人でも最近の若者はお茶を飲むヒトが少ないのではないかと思います。ただ、台湾のイイのは茶藝館というよりカフェといった方がイイようなお洒落な店がいっぱいあって、そこで手軽に本格的な中国茶が飲めることだと思います。家の近所には特に多かった。我々の世代は茶館や茶藝館と言えば、老舎の茶館を思い浮かべるヒトが殆どですが、いまやそんな昔の茶館の方が珍しいぐらいでしょう。
 
 
    下記は私も行ったことのある中国茶のカフェ 三徑就荒 ですが、一煎目はお店のスタッフが淹れてくれます。それを見てあとは自分で淹れたらイイようになっています。茶葉の量、時間等を書いたカードを置いてくれているのでそれを見てやればOKですし、また家でもこれを参考に淹れられます。
 
 
 
 
    ということで、こんな店が日本にも(近所にも)たくさんあったらイイのにと思います。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

三徑就荒 Hermt's Hut

地址: 110台北市信義區忠孝東路四段553巷46弄15號1

電話: 02 2746 6929




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