豆腐の種類 | 小麦の中国滞在記(広州→上海)

小麦の中国滞在記(広州→上海)

2022年7月から夫の広州赴任に帯同
2023年10月上海に引越し
現地のインターナショナルスクールに通う4歳児(男の子)の育児やライフスタイルについての記録です

中国にいるからといって食の安全を全放棄するわけじゃない、家庭で使う食材の選び方を徐々に勉強していきたいと思います

 

  中国の豆腐

中国のスーパーでよく見かける豆腐の種類は3つ

 

老豆腐 Lao3dou4fu

「北豆腐」ともいわれ、比較的固い食感の豆腐

日本で言う「木綿豆腐」

 

材料

水、大豆、食品添加剤(氯化镁)

氯化镁は、「塩化マグネシウム」なのでにがりのこと

 

嫩豆腐 Nen4dou4fu

「南豆腐」とも言われ、比較的やわらかく繊細な食感

日本で言う「絹ごし豆腐」

 

材料

水、大豆、食品添加剤(硫酸钙)

硫酸钙は、「硫酸カルシウム」、こちらも凝固剤としてはメジャーではないが、日本でも使用されている成分

 

内酯豆腐 Nei4zhi4dou4fu

グルコノデルタラクトンという酸性の凝固剤を使用することにより、より無駄なく均一に豆腐を仕上げることができるため、大量生産に向いている

また、消費期限が長いことも特徴

(たしかに、写真の商品は、約1か月もちます!)

こちらも保水性が高く、「絹ごし豆腐」の食感

 

材料

水、大豆、葡萄糖酸 δ-内酯

葡萄糖酸 δ-内酯が「グルコノデルタラクトン(GDL)」といわれる凝固成分

 

韧豆腐 Ren4dou4fu

韧は強靭の「靭」、つまり固めの豆腐で老豆腐に分類されるらしい

わたしは、軟らかすぎず扱いやすいけど木綿ほどどっしり固くなくてこれを愛用

 

材料

水、大豆、複合凝固剤(氯化镁、单,双甘油脂肪酸酯、大豆油、饮用水)

单,双甘油脂肪酸酯は「モノアシルグリセロール」(グリセリン脂肪酸エステル)、消泡剤として使用されていると思われます

 

消泡剤成分はそんなに害がある訳ではないと言われているけど、別に入っているのをあえて選ばなくてもいいのかな

 

あとはとにかく、非转基因大豆 Non-GMO(遺伝子組み換えでない大豆)が選ぶ基準ですね

 

(参照:百度百科,Wikipedia)