吉田秋生さんの最新シリーズで、
今月2巻が出たばかりの『海街diary』。
このシリーズを読むと俄然鎌倉に行きたくなります。
吉田秋生さんというと『バナナフィッシュ』や『YASHA』など、
ハリウッド映画に引けを取らないような、
スリル満点のストーリー展開の派手な作品が印象的ですが、
一方で、繊細な心理描写にも定評があります。
私はどちらかというと、
日本を舞台にしてじっくり心理描写を描いている作品のほう、
例えば『桜の園』や『吉祥天女』などが好き
(『吉祥天女』はかなり怖い話だけど…)。
このシリーズでは、鎌倉に住む4姉妹の日常の中で、
心の機微が丁寧に描かれていて、
吉田マンガの集大成ともいえる気がします。
4姉妹が住んでいる古い日本家屋と、
四季それぞれに花が咲く庭、季節の行事など、
日本的なよさが描かれているのも惹かれる理由のひとつです。
そしてどうやら、
この作品を読んで鎌倉に行きたくなるのは私だけではないらしく、
しっかりこんなガイドブックも出てました。
↓ そのうち買っちゃいそうです…。
海街diary すずちゃんの鎌倉さんぽ
海街diaryシリーズの先行作品ともいえるのが、
この『ラヴァーズ・キス』。
こちらも併せて(できれば先に)読むことをお勧めします。
登場人物がリンクしていて、
両方の話をそれぞれ違った角度から味わえます。

